2月3日 ヨルダン政府がイスラム国(ISIL)に捉われているパイロットの生命を救うためになんでもすると誓ったのを受けて、国連の安全保障理事会はイスラム国に捉われているすべての人質の即時解放を要求しました。
Hurriyet
ジハーディスト・グループが後藤さんを斬首したと発表した後、安保理の15人のメンバーは日曜、日本人ジャーナリストの“凶悪で卑劣な”殺害を非難しました。「後藤健二氏の殺害に責任ある人々は、その責任をとらされるだろう」と、安保理は言い、イスラム国その他アルカイーダ関連の集団に人質にされているすべての人々を即時、安全、無条件で解放するよう要求しました。
一方、ヨルダン政府は、空軍パイロット、モアズ・カサスベさんを救出するためになんでもすると明言しました。カサスベさんは12月、シリアで飛行機が墜落してからISILに拘束されています。ヨルダン王アブドゥラ2世は、後藤さんの殺害を“卑劣で犯罪的な”行為と非難し、パイロットのカサスベさんの解放のためにはあらゆる努力をすると言いました。
・・・国連が今頃、「人質すべての即時、無条件解放を要求」だって? そんな要求が通じる相手じゃないでしょ。バカみたい。
一方、ヨルダン政府は、空軍パイロット、モアズ・カサスベさんを救出するためになんでもすると明言しました。カサスベさんは12月、シリアで飛行機が墜落してからISILに拘束されています。ヨルダン王アブドゥラ2世は、後藤さんの殺害を“卑劣で犯罪的な”行為と非難し、パイロットのカサスベさんの解放のためにはあらゆる努力をすると言いました。
・・・国連が今頃、「人質すべての即時、無条件解放を要求」だって? そんな要求が通じる相手じゃないでしょ。バカみたい。
嵐で“ロードス風”が荒れ狂い、5人が死亡
この2日間で、トルコ北部と西部で、嵐のために5人が死亡しました。
Hurriyet
ブルサでは倒れたクレーンがタクシーにぶつかり運転手が死亡。
北西部のブルサ県も被害の大きかった都市のひとつで、時速107キロの風が吹き荒れ、2人が死亡、110人が負傷しました。2月1日、スタジアムの建設現場でクレーンが倒れてタクシーに激突、運転手が死亡し、乗客が負傷しました。壊れたクレーンは市電の線路にもダメージを与えました。
また、ブルサの住民、ネフィ・ベイハンさん(42)は、屋根に重しを結びつけようとしていたとき、強風で屋根が吹き飛び、ベイハンさんは空中に投げ出され、塀にぶつかって亡くなりました。
また、ブルサの住民、ネフィ・ベイハンさん(42)は、屋根に重しを結びつけようとしていたとき、強風で屋根が吹き飛び、ベイハンさんは空中に投げ出され、塀にぶつかって亡くなりました。
Hurriyet
ベルケシル県のイブラヒム・シェムディルさん(50)と、チャナッカレ県のアブドゥラ・アイデミルさん(84)は、屋根から落ちてきた瓦に当たって死亡しました。黒海岸サムスン県のカミレ・デーイルメンジさん(63)も、同じく屋根瓦に当たって亡くなりました。
トランスジェンダーの女性の入場を断ったハマムのオーナーに罰金
トルコの裁判所は、トランスジェンダーの女性の入場を断ったイスタンブルのハマム(公衆浴場)のオーナーに、トランスジェンダーの女性を差別したとして3000リラの罰金刑を科しました。
Hurriyet
トランスジェンダーの女性イペキ・クランジュさんは、2013年12月26日、友人のヘルガ・マリア・マルゲレータ・ビンデルさんと、ガラタサライ・ハマムに行ったところ、ハマムのオーナーのアフメト・カラギュネイさんに入場を拒否されました。クランジさんは、女性と書かれたIDカードを見せましたが、受け入れられませんでした。
カラギュネイさんはクランジュさんに「当店はドンメ(トランスジェンダーの人々に対する俗称)の方はお入れできません。お連れさま(ビンデルさん)は結構ですが、あなたはだめです」と言ったそうです。
クランジュさんの弁護士エレン・ケスキンさんは、この一件を刑法122条に触れるとして裁判所に訴えました。122条は「言語、宗教、性別、皮膚の色、政治思想、哲学信条、宗派等による差別」に触れています。
ケスキン弁護士は、トランスジェンダーの人の権利の侵害が122条で罰せられたのはトルコで初めてのことだと言いました。「最高裁判所も地方裁判所の判決を認めれば、これはIGBLI(ゲイ、ホモ、レズ、トランスジェンダーなど)の人々にとって、よい前例となるでしょう。彼らはほっとしているかも」
カラギュネイさんはクランジュさんに「当店はドンメ(トランスジェンダーの人々に対する俗称)の方はお入れできません。お連れさま(ビンデルさん)は結構ですが、あなたはだめです」と言ったそうです。
クランジュさんの弁護士エレン・ケスキンさんは、この一件を刑法122条に触れるとして裁判所に訴えました。122条は「言語、宗教、性別、皮膚の色、政治思想、哲学信条、宗派等による差別」に触れています。
ケスキン弁護士は、トランスジェンダーの人の権利の侵害が122条で罰せられたのはトルコで初めてのことだと言いました。「最高裁判所も地方裁判所の判決を認めれば、これはIGBLI(ゲイ、ホモ、レズ、トランスジェンダーなど)の人々にとって、よい前例となるでしょう。彼らはほっとしているかも」
「ときどきダイアリー」ヘ