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「トルコ人、クルド人、アラブ人の新しい中東を望む」と首相

2015年01月26日 | 国内
1月25日 「トルコはトルコ人、クルド人、アラブ人がともに暮らす新しい中東を願っている」とダヴトオール首相は言い、クルド問題の平和的解決を見つけるために努力をつづけると誓いました。

 Hurriyet

人口の大多数をクルド人が占めるディヤルバクルで開かれた現政権・公正発展党(AKP)の県大会での演説で、首相は「われわれは新しい中東を目指している」と語りました。

「シリアの暴君に対抗し、トルコ人、クルド人、アラブ人がともに築く新しい中東をわれわれは望んでいます。トルコ人とクルド人はふたたび共存するでしょう。この兄弟愛が永遠であることを願います」と、首相は言い、また、トルコは新月の旗でイスラムを示しつづけると言いました。

首相はまた、紛争から利益を得る人々に反対し、兄弟愛と平和と新しい中東を力説しました。「今日、国内の悪党たちが、1990年代のような暗い時代を、また始めようとしています」と首相は言いました。1990年代中頃は、トルコ軍と非合法組織クルド労働者党(PKK)の戦いのピーク時でした。

ダヴトオール首相はディヤルバクルの悪名高い第5刑務所は博物館にすると言いました。首相は群衆に、彼らの言語クルド語で挨拶し、「時間がとれたら、クルド語を学ぼうと思っています。クルド語はトルコ語同様、すばらしい言語です」と言い、最後に、私のボディガードもクルド・オリジンですよ」と言いました。


ドイツでトルコ人親子が人種差別グループの犠牲に

トルコ人ブルハン・イルハンさんと彼の父親が、ドイツで増加しつつある人種差別主義者の犠牲になりました。

 Sabah

イルハンさんは嫌がらせを受けている父親を守ろうとして、ナイフで武装した15人の外国人排斥グループに鉄棒で殴られました。イルハンさんは病院で治療を受け、警察が捜査を始めました。

ドイツでは最近、反移民と反イスラムの傾向が高まり、それが市民やモスクに対する攻撃になっています。反イスラムのデモが、ドイツの数都市で、極右グループによって行われました。最も有名な極右集団は、ドレスデンをべースにする「西洋のイスラム化に反対する愛国的ヨーロッパ人」(PEGIDA)と名乗るグループです。

イスラム嫌い、外国人嫌いの傾向は、パリの風刺雑誌シャルリー・エブドのテロ事件後、他のヨーロッパ諸国にもひろがっています。

・・・アルカイーダの事件が起こったからといって、アルカイーダやISISの攻撃を受けているトルコの市民を襲うなんて矛盾じゃないですか。暴力的なバカ集団を野放しにしておくドイツもドイツです。


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コメント
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