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2020年イスタンブール・オリンピックのロゴが発表された

2012年07月22日 | 国内
7月22日 エルドアン首相はアスリートたちを招いた晩餐会の席上で、2020年イスタンブール・オリンピックのためのロゴを発表しました。

 Hurriyet
エルドアン首相はドルマバフチェ宮殿の晩餐会にアスリートたちを招待しました


決定したロゴはウエブ上で公募された作品の中なら選ばれました。ロゴは伝統的なオスマンのチューリップに想を得たものです。
これが決定したロゴです。いかがでしょうか


2020年オリンピックのハサン・アラット委員長は委員会のウエブサイトで「このロゴは、アジアとヨーロッパを結ぶオリンピック開催の夢の実現に役立つでしょう」といっています。

先月、国際オリンピック委員会(IOC)はイスタンブール、東京、マドリードを2020年オリンピックとパラリンピックの候補地に選びました。
主催国は2013年9月、ブエノスアイレスで発表されます。


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ラマザンの夜のお楽しみはオスマン時代からの伝統

2012年07月22日 | 文化
7月21日 ラマザン月が始まりましたね。イスタンブールの大モスクの尖塔には、神を讃えることばを書いたライトが飾られ、広場の夜店には人々が集まって楽しい時を過ごしていることでしょう。

断食というと、辛い苦しいと考えがちですが、ラマザンの夜はお楽しみのとき。晩ご飯にはゴチソウを食べ、家族、友人集まって楽しいときを過ごすのが伝統です。

 Hurriyet
   トルコ伝統の影絵芝居「カラギョズ」。オスマン人の人気の娯楽のひとつでした。


オスマン人たちも、いまと同様、日の出から日没まで飲食を断ち、夜はゴチソウを食べて楽しく過ごし、夜明けに軽く朝食をとっていました。
ラマザンはまた家族、親戚、友人の絆を深めるときでもあり、訪ねたり訪ねられたりが多くなります。
オスマン時代、スルタンを初め富裕層や権力者は、周囲の人々に豪華なゴチソウや贈物をしましたが、その伝統はいまにつづいています。

17世紀のオスマンの旅行記作家エヴリヤ・チェレビは、友人たちを集め、金角湾の北側の水辺で断食開けの食事を楽しみ、詩を読み、語り合って、ラマザンの夜を過ごしたと語っています。
チェレビはまた、芝居や物語リ、舞踏、影絵芝居などをたのしんだとも書いています。
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