新潟カウンセリング研修センター

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コロナウイルス感染症に教わったもの

2022-01-13 11:19:20 | 私の声
 専ら人間を宿にしているウイルスの感染症であるから、まず「人流の制限」が掲げられてきた。動きを制限され続けられて、いかに人間は動いていることが自然なんだと知った。一時は動かないようにしていても、続かない。無理がある。生きているって、動いている相(すがた)だ。本来人間は動物だった。呼吸は一時も止まっちっゃいない。細胞の隅々に酸素が行き渡り、血液も循環し続けられているから、あらゆる組織は十分に機能できているのだ。そもそも死は静ですもの。

 身体は素直に動物だ。ところが、「私が」と言っている意識は、なかなかやっかいなんだ。身体に順(したが)うがいい。謙虚にね。声にして「私が}が諦められた一瞬、超えられる。広々とした世界へ、底知れない深さに迎えられる。仏のことばが届けられてくる。声にして、ことばの相に値遇(であ)わせていただけたカウンセリング研修である。学びから遠のくにつれ、固定的・不自由に向かっていく。いわゆる鈍感になり、自覚にならないまんま動けなくなる。
 
 1/16,13時~「単異抄」だ。声にして動物(人間)になろう!元気になれる。免疫向上のため!