やまびこぞう

すごいすごいとほめられて
ちょーしにのって
ずにのって
いみふめいなこだまを
れんこしまくる
やまびこぞう。

もっとほめて
もっとかまって
もっともっともっともっとぼくをみて
わけのわからぬこだまは
もはやこだまではなく
たんなる
ジガのたれながしだったそうな。

めでたしめでたし。

いま皿

ずっと身近にあったため
その真価が分からず粗末に扱い
ある日
大層な値打ものだとわかるが
事すでに手遅れとなってしまった皿。

いわゆる
青い鳥の亜種であるが
顕著な差異は
後の祭りという点である。

よくよく考えてみれば
このようなケースは
日常の中で
結構思い当たるところがあるというのが
恐ろしいやら
悲しいやら・・・。

匿名人間現る

正体がわからないのをいいことに
私的なわがままを
公の場に持ち込んで
ただただみんなを不愉快な気分にする
透明人間の遠い親戚。

意見を取り上げる方も
取り上げる方で
“無視する”という分別を
持ってほしいものである。

ごせんぞう

直接会話したことも
会ったこともないのだが
とにかく
大事にしなくてはならないゾウ。

なんでも
空の上から見守ってくれているそうなのだが
はたして
そんな高いところから
こちらがちゃんと見えているのだろうかと
ちょっぴり心配になる
今日この頃なのであった。

あまやカカシ

「カラスにも人権があります」とか
「カラスの個性を伸ばす」とか
「カラスの自主性の尊重」とか
「カラスへの教育上の配慮」とか
本来
カラスに対してビシッと対応しなければならない
立場にありながら
やたらカラスの顔色ばかり伺って
カラスからナメまくられている
いまどきの案山子なのである。

相手はいくら可愛くても
未だ“人間”ではないので
「先ず、シメる。」という
躾け方を思い出すべきなのであった。

こちらは甘くても
あちらは甘くないやつらなのである。

ふてぶてぶー

汚らしいとか
見苦しいとか
暑苦しいとか
とにかく険しい言葉を浴びせられつつも
それをウリにして稼ぎまくる
したたかなお笑い芸人。

座右の銘は「握ったもん勝ち」で
将来的には“文化人”を目指しているらしい。

・・・まぁ、別にいいけどね。

毒矢は飛ぶよどこまでも

お金をたくさんバラまいて
無理やり円安にしたり
手なずけた有識者を集めて
自分に有利な意見を出させたり
マスコミを扇動して
テキトーな世論調査をでっち上げたり
まあ
いろいろと画策した甲斐があって
ついに
念願を果たすことができるのであります。

これで
お役人様方の
お小遣いは100年安心の
青天井なのであります。

この調子で
消費税率200パーセント
そして300パーセント
いやいや
1000パーセントを目指し
国の借金もついでにチャラにしていく
所存でございます。

それでも必ずや
世論は「増税やむなし」であることは
間違いないでしょう・・・！！

あまや鳥

天気予報を信じて
傘を持たずに外出したときに限って
土砂降りの豪雨に遭い
いつも雨宿りを余儀なくされる
学ばない鳥。

♪騙した予報が悪いのか♪
♪信じた私が馬鹿なのか♪

・・・と昭和演歌を口ずさみつつ
今日も雨が止むのを
耐えて待ち続けるのであった。

おカゲ様

御影様なのである。

とーーーっても
偉いお方なのである。

いつも
どこでも
どんなことでも
だれかれ問わず
御影様なくしては
この世の中は成り立たないほど
ありがたいお方なのである。

とにもかくにも
御影様の御名を唱えてさえいれば
あなたも
必ずや救われるのである。

さぬきふとん

かつて
一大ブーム（？）を
巻き起こしたこともある布団。

腰が強く
弾力があり
ツルツルしているのが特徴だそうで
最近では
自治体がその知名度を利用して
「ふとん県」なるＣＭも制作しているよーだが
ハッキりいって
調子に乗りすぎである・・・。