今月の句会の兼題は『枇杷の花』。
実は大好きだけど花は見たことがない。
花を見なければ句も詠めないので
心当たりを探してみた。
あった。近くのお寺の境内のメタセコイアの
巨木の陰に、ひっそりと咲いていた。
門の外からそっと見ていると
境内を掃除中のお庫裏さんが
「どうぞ中へお入りください。」
お言葉に甘え枇杷を見せていただき
事情を話すと
枝を一本手折って下さった。
あついうぶ毛におおわれた可憐な白い花で
とても良い香りがした。
父の墓覆いて咲けり枇杷の花
「枇杷の花」
私も初めて拝見致しました。
この「うぶ毛」が暖かそうでカワイイですね。
お父様のお墓も枇杷の花に覆われたら暖かくいられるかな。。。？
って事で、私も一句（笑）。
「雪化粧 うぶ毛でぬくぬく 枇杷の花」（お粗末！）
びわの花は晩秋に咲くんですね。
私も初めて知りました。
木犀の香りをやさしくしたような
芳香で、心が和みます。
俳句では枇杷の実は夏の季語なのに
花は冬の季語なんですよ。
俳句やブログのおかげで
植物や自然、季節の移ろいなど
少しずつ知識が増えて楽しいです。
このブログが一番先に開くことが出来ました。
ありがとうございました。
北海道には、枇杷の木がありませんので、珍しい花と思いました。
じぃじのブログにも、お遊びにいらしてください。
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