★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
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手術日が決まる

2008-12-13 08:43:57 | 体調
手術の予定日が決まった。
それまで、心肺機能やMRI、大腸ファイバースコープ、
造影剤を注入してのCT、胸部レントゲンなど
手術前に必要な検査をひととおりすることになった。

また検査?入院してからというのも検査づくめで
検査で体力を消耗しそう。

「足を強くするためにできるだけ歩いてください」との指示が
出ていたので、入院している病棟の8階から1階まで
階段を上ったり降りたり。
お天気のいい日は、外へ出て病院を一周歩いたり。
主食は全粥になっていたが、歩くのはかなりきつかった。

真っ青な空を見ると、生きていることのすばらしさを感じるのだが、
一方で手術への不安が頭の隅につきまとって離れなかった。

今は術後すぐ翌日から歩くように言われる。
その方が回復が早いという。
病棟の廊下も点滴をひっぱりながら歩いている人が
たくさんいたが、面白いことに一人で歩いているのは
ほとんど女性、男性は必ずといっていいほど
おつれあいらしきひとが付き添っていた。

手術の1週間前には、抗がん剤で髪が抜けた時のために
ヘアースタイルを思い切ってベリーショートにした。
「良く似合ってる」「その方が若く見えるよ」
お世辞でも褒められるのはやっぱり嬉しい。

大腸の内視鏡は2回目。
この検査は「もう2度といやだ」という人と
「別にどうということはない」という人に分かれる。
が、わたしは苦手なほう。

1回目は絶食していたときだったので
下剤を2リットル飲まなくても良かった。
しかし今回はそうはいかない。
朝6時から6時間かけて2リットルをやっと飲み干した。
その後は、トイレで過ごした方が良いくらい。
もう少し楽に受けられないものか。

検査の結果がでそろった。
主治医とその上司などわたしを診てくださっている
医師たちが勢ぞろいして病室にいらした。

「驚いたことに腫瘍が小さくなっている。
手術をするかどうか、放射線科、肝臓専門の先生などと
話し合いをします」
「え?小さくなったんですか?」
「そうなんです。ぼくたちも正直言って困惑しています」

岐阜大学病院・正面


わたしは上から二つ目の8階に入院していた。

周りを歩くと結構な距離になる。