■2001年 韓国 112分
■原題「LAST PRESENT」
■2009.4.4 DVD
■監督 オ・ギファン
■出演
イ・ジョンジェ(ヨンギ) イ・ヨンエ(ジョンヨン)
クォン・ヘヒョ(ハクス) イ・ムヒョン(ハッチョル)
コン・ヒョンジン(ヨンギの相棒チョルス)
ユン・ジニョン(ジニョン) サ・ヒョンジン(ヘジョン)
イ・インチョル(詩が好きなジョンヨンの先生)
イ・ムンシク (ヨンマン)
《story》
「あなたは 世界が私にくれた 最高のプレゼント」
ヨンギ、親の反対を押し切ってコメディアンの道に進み、ジョンヨンと結婚。しかし、なかなか売れない。最愛の息子を失い、いつしかベッドも別々。会えばけんかの二人。ある日、ヨンギはジョンヨンの店の権利書を持って詐欺の男の元に・・。しかし、その詐欺男たちから、妻ジョンヨンの死を待つばかりの病気のことを知る。ヨンギはジョンヨンのためにしんどい仕事も引き受ける。そして、ジョンヨンが古いアルバムを広げ、名前を書き出しているのを見る。死ぬ前に会いたい人と思い、詐欺男に捜すように頼む。お笑いのテレビ番組で決勝に登りつめるヨンギのコンビ。ジョンヨンが会いたかった初恋の人物は、ヨンギだった。
見たことある映画だった
それは、日本ドラマだった。たしか堂本剛がヨンギの役をやっていたような気がする。だから、どこかで見たようなストーリーだったのだ。この韓国のラストプレゼントが大元だとか。イ・ヨンエが見たくて借りたのだけど、チャングムのイメージを払拭しなければ、彼女の良さが見えなくなってしまう。ついついチャングムとかぶらせてしまって、難癖をつけてしまう。韓国の映画やドラマで、よく余命が限られてしまうような病気にかかることがある。いつもはっきりとした病名がわからない。それに、重い病気だというのに、すぐに退院して、普通の生活にもどる。あれは不思議だ。それに、椅子にすわったまま死んでしまうのも現実にはありえない。でも、見てしまう。日本の映画やドラマなら、きっと大文句を言ってしまう。でも、韓国だと大目に見てしまう。どうしてだろう。ヨンギのお笑い決勝、客席で泣き笑いするジョンヨン。いずれ一人で生きていかねばならないヨンギへの思い。それが今までの厳しさであり、突き放してきた意味だった。でも、弱さをさらけ出し、頼ってほしい、寄りかかってほいしいという気持ちも見え隠れ。
公式サイト「ラスト・プレゼント」
新しい映画館2回目だ。1回目は試写会。今日は、ポイントカードで1000円。5月いっぱいいつでも1000円で見られる。それに、エグゼクティブシートという豪華な座席がそのままの料金で座れた。と言っても、そばに小さなテーブルがあって、隣との距離や前後が大目に開いているだけ。シートはTOHOが一番。でもまあ、近くて安くて、ポイントもつくなら、ここがいい。ただ、近いだけに知った人と出会うのがいやだなあ。今日も職場の人が1つ隣りにすわった。びっくり。まあ、それもいいことだと思うようにしよう。