そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

ラスト・プレゼント

2009年04月29日 | ラブロマンス/青春

2001年 韓国 112分
■原題「LAST PRESENT」
■2009.4.4 DVD
■監督 オ・ギファン
■出演
  イ・ジョンジェ(ヨンギ)  イ・ヨンエ(ジョンヨン)
  クォン・ヘヒョ(ハクス)  イ・ムヒョン(ハッチョル)
  コン・ヒョンジン(ヨンギの相棒チョルス)
  ユン・ジニョン(ジニョン)  サ・ヒョンジン(ヘジョン)
  イ・インチョル(詩が好きなジョンヨンの先生)
  イ・ムンシク (ヨンマン)  

 《story》

「あなたは 世界が私にくれた 最高のプレゼント」

ヨンギ、親の反対を押し切ってコメディアンの道に進み、ジョンヨンと結婚。しかし、なかなか売れない。最愛の息子を失い、いつしかベッドも別々。会えばけんかの二人。ある日、ヨンギはジョンヨンの店の権利書を持って詐欺の男の元に・・。しかし、その詐欺男たちから、妻ジョンヨンの死を待つばかりの病気のことを知る。ヨンギはジョンヨンのためにしんどい仕事も引き受ける。そして、ジョンヨンが古いアルバムを広げ、名前を書き出しているのを見る。死ぬ前に会いたい人と思い、詐欺男に捜すように頼む。お笑いのテレビ番組で決勝に登りつめるヨンギのコンビ。ジョンヨンが会いたかった初恋の人物は、ヨンギだった。

 見たことある映画だった

それは、日本ドラマだった。たしか堂本剛がヨンギの役をやっていたような気がする。だから、どこかで見たようなストーリーだったのだ。この韓国のラストプレゼントが大元だとか。イ・ヨンエが見たくて借りたのだけど、チャングムのイメージを払拭しなければ、彼女の良さが見えなくなってしまう。ついついチャングムとかぶらせてしまって、難癖をつけてしまう。韓国の映画やドラマで、よく余命が限られてしまうような病気にかかることがある。いつもはっきりとした病名がわからない。それに、重い病気だというのに、すぐに退院して、普通の生活にもどる。あれは不思議だ。それに、椅子にすわったまま死んでしまうのも現実にはありえない。でも、見てしまう。日本の映画やドラマなら、きっと大文句を言ってしまう。でも、韓国だと大目に見てしまう。どうしてだろう。ヨンギのお笑い決勝、客席で泣き笑いするジョンヨン。いずれ一人で生きていかねばならないヨンギへの思い。それが今までの厳しさであり、突き放してきた意味だった。でも、弱さをさらけ出し、頼ってほしい、寄りかかってほいしいという気持ちも見え隠れ。

 公式サイト「ラスト・プレゼント」

 新しい映画館2回目だ。1回目は試写会。今日は、ポイントカードで1000円。5月いっぱいいつでも1000円で見られる。それに、エグゼクティブシートという豪華な座席がそのままの料金で座れた。と言っても、そばに小さなテーブルがあって、隣との距離や前後が大目に開いているだけ。シートはTOHOが一番。でもまあ、近くて安くて、ポイントもつくなら、ここがいい。ただ、近いだけに知った人と出会うのがいやだなあ。今日も職場の人が1つ隣りにすわった。びっくり。まあ、それもいいことだと思うようにしよう。

釣りキチ三平

2009年04月29日 | ラブロマンス/青春

2009年 日本 118分
2009.3.28 TOHOシネマズ緑井 with t
■監督 滝田洋二郎
■出演
   須賀健太(三平三平)  塚本高史(鮎川魚紳)
   香椎由宇(三平愛子)  土屋太鳳(高山ゆり)
   小宮孝泰(松山)  志村東吾(竹田)
   安居剣一郎(梅澤)  萩原聖人(三平平)
   渡瀬恒彦 (三平一平)

 《story》

「冒険は、いつだって、君のそばにある」

東宝地方のある川で開かれた釣りの大会。優勝したのは、13才の三平だった。その様子を見ていた、アメリカで釣りのプロとして活躍する鮎川は、竿作りの名人三平の祖父の家で世話になる。そこで、三平は「夜泣き谷の怪魚」の話を聞き胸躍らせる。三平を東京の教育を受けさせようと帰っていた姉と、祖父、鮎川、三平は、夜泣き谷を目指して出発する。道無き道を進み、人が訪れることのない奥地の夜泣き谷に着く。そこには、亡き父を感動させた魚神がいた。三平は、この怪魚を釣り上げることができるだろうか。

 ちょっと期待はずれ

このマンガは知ってはいるけど、本格的に読んだことはない。1ページぶち抜きで、大物を釣り上げているシ-ンが印象に残っている。須賀健太は三平にぴったりのイメージだ。マンガの内容はよく知らないけど、映画では何となく期待はずれ。マンガの内容を知らないのに、なんだかマンガチックでリアルな映画には合わないと思った。マンガは、そのマンガのイメージが強いから、マンガを知っている者にしてみれば、そのマンガのイメージを越えるのは並大抵のことではないと思う。まったくマンガを知らない方が、映画の良さがわかるかもしれない。

 公式サイト「釣りキチ三平」

 迷いとミス。ミスがあるから迷う。自分が考えたことややったことがいいのかどうなのか自信が持てない。迷うと行動力がなくなり、もっとミスが多くなる。結局、ミスがあっても迷わず行動すること。そうでなければ前に進めない。進まなければ生きていけない、生活できないのだから、ミスがないように慎重に考えながら、思い切って行動する。大失敗したときはそれで終わり。でもそれを恐れていては、ひとつの動けなくなってしまい、きっと精神的に病んでしまう。前を向いて、思い切って、進もうじゃないか。いつもミスがあるとは限らない。予想以上の成果があがることもあるよ。