そよかぜから-映画

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眉山 -びざん-

2007年06月16日 | 人間/社会派ドラマ

2007年 日本 120分
2007.6.8 TOHOシネマズ緑井
■監督 犬童一心
■出演
   松嶋菜々子(河野咲子)
   大沢たかお(寺澤大介-小児科の医師)
   宮本信子(河野龍子-母)
   円城寺あや(大谷啓子-介護福祉師)
   山田辰夫(松山賢一-「甚平」の主人)
   黒瀬真奈美(咲子14才)
   永島敏行(島田修平-龍子の主治医)
   中原丈雄(小畠順)
   金子賢(吉野三郎-演歌歌手)
   本田博太郎(綿貫秀雄-咲子の上司)
   夏八木勲(篠崎孝次郎-父)

 《story》

「母だから言えなかった。娘だから聞けなかった。
   そして、今、私は、母の想いにたどり着く。」
「残された時間の中で娘は、母の切なく苦しい恋を知った」

東京で旅行代理店に勤める咲子。ある日、故郷徳島の知人から、母が入院したと連絡が入る。すぐに徳島に向かった咲子、病室の母は、入院患者に雄弁をふるい、看護士をたしなめる、チャキチャキの江戸っ子の姿であり、みんなから信望を集めていた。でも咲子は、父のことを語らない母を、何事も自分一人で決めて行ってきた母に寂しい想いを抱いていた。そんなとき、担当医から母が末期ガンであることが知らされる。母への葛藤から悩んでいた咲子は、医師の寺澤と出会う。そして、あたたかく寺澤に押されるように、知らなかった母の過去に触れていく。会ったことのない父。母の切ない苦しみ。咲子は母を阿波踊りの会場に連れ出す。

 こんな恋ができるのは女性だけ
思い続けることのすばらしさがある。その想いを外に出すことなく、それでも深く大きく持ち続けることがどんなに来るしいことか。なぜそんなことができるのだろうか。恨んだり、やけになったり、あきらめたりしないのだろうか。なぜ娘にそのほんの少しでも共感させなかったのだろうか。これは子どもを産むことができる女性だけのものなのだろうか。他人を妬み、他人にばかり責任を押しつけている私には、あこがれはするものの、とうていできることではない。むしろ、30年も会うことなく東京で別の生活を送っている父の気持ちに沿ってしまう。ある意味わがままで自分勝手で、それでいて心の奥底で決して忘れることなく思い続けている。
あの寺澤医師の存在は大きい。彼なくして咲子の前進はない。でも、そこまで踏み込む医師がいるのだろうか。

公式サイト「眉山 -びざん-」

 今週は身体がつらい日々だった 2007.6.16
まずは眠くなる。特に昼から。当たり前かもしれないけど、昼から夕方にかけてずっと眠い。動いているときはいいけど、会議となると、頭は働かない、聞いていない、必死で眠らないように戦っている。睡眠時間は6時間。生活のリズムは順調だった。
それから肩こり、首筋の痛み、頭痛。左半身に鈍痛。左の虫歯? とにかく左側が頭のてっぺんから腕まで鈍痛が続いた。頭痛薬を毎日飲んだ。少し楽にはなるものの、すっきりせず、翌日のは同じ症状。そして腰痛。歩けなくなる寸前。天気のせいだろうか。鼻炎。やはりアレルギーの症状。疲れが原因。休日になると元気になって、月曜日にはまた最悪のコンデションで通勤にんるのだろうな。大きな研修会を控え、帰宅時間も遅くなっている。気持ちがのらないことが何より身体に影響しているな。