そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

ダンサーの純情

2007年04月30日 | ラブロマンス/青春

2005年 韓国 111分
■原題「Innocent Steps」
■2007.4.18 wowow
■監督 パク・ヨンフン
■出演
   ムン・グニョン( チャン・チェリン)
   パク・コニョン(ナ・ヨンセ)
   ユン・チャン(チョン・ヒョンス)
   パク・ウォンサン(マ・サンドゥ)
   キム・ギス(イ・チョルヨン)
   チョン・ユミ(オ・ミス)

 《story》

「この世で最も純情な<天使>と奏でる。“愛と希望のステップ”」

「どんな朽ち果てた現実にも、きっと<天使>は舞い降りる」

パートナーをライバルに奪われ、足をけがして、絶望に明け暮れるヨンセ。そのダンサーとしての力は群を抜いていて、彼を心配したマ先輩が、中国から新しいパートナー呼び寄せる。しかし、中国からやってきた女性は、身代わりのダンスが踊れないチェリンという少女だった。一時は彼女を追い出したが、世間知らずのチェリンを放ってはおけず、パートナーとして訓練することを決意する。ダンスの猛特訓が始まった。次第に二人の心は通い合っていった。チェリンのダンスの技術は見る見る向上していった。3ヶ月後のダンス会場。受付で、ライバルのパートナーにチェリンの名があり、またしてもヨンセはパートナーを奪われるのだった。

公式サイト「ダンサーの純情」

 ほんとうにこんなことがあるの
パートナーを奪われるって本当にあるのだろうかと思った。初めのパートナーは自分の意志でヨンセを捨てたんだ。人の心があったら、気持ちよく踊れないよね。案の定ダンスをやめていく。さまざまな技術をともなうものがあるけど、練習すればある程度力はあつく。でも、最期は心の問題にぶつかるんだと思う。だから、こんな形でパートナーを手に入れても、心から満足できるダンスはできない。人ってやっぱり心のある生き物なんだなと思う。何を見ても、心を伝え心を感じる。自分の才能におぼれている姿は、どんなに力があっても、響いてこないものだ。
悲しい映画だと思った。それは、ヨンセが踊れなくなったからだ。それを許しているまわりや社会があることが悲しいと思った。純粋にダンスを愛し、一生懸命に練習してきたのに、踊れなくさせられてしまう。そんな社会が恐ろしい。それがまかり通る社会が悲しい。確かにチェリンは純情で天使のようだ。その心の悲しみは、社会のひずみに壊されていく悲しみだ。そんな涙ではなく、そのひずみで支え合う喜びに感動したいものだ。

 Dr.コトー診療所
たまたまネットで見つけた日本のドラマ。韓国のサイトで、韓国の字幕で日本のドラマを動画としてあげていた。違法なのかどうなのかわからない。最初にコマーシャルが流れ、ドラマが始まるから、日本の無料動画と同じだ。でも、昨日あったドラマもすぐにあがるからやっぱり・・・
2004年に放映されたドラマを見た。あのときは最期の2~3話しか見ていなかった。いいドラマだとわからなかった。それまで見ていなくても最終話で涙がいっぱいあふれた。その後のスペシャルで、おおよそのあらすじはわかった。2006年も見ることができた。2004年のドラマを見たいなあといつも思っていた。これは素晴らしい。現実にはありえない理想の話だと思うけど、どの話も涙がいっぱいあふれてしまう。こんな先生に出会いたいものだ。こんな島に行きたいものだ。DVDボックスがほしいけど、3万近いからダメ。テレビでやらないかなあ。永久保存版のドラマです。