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蜷川氏演出 わたしを離さないで in さいたま芸術劇場

2014-04-30 | 演奏会&ライブ

              

カズオ・イシグロ原作 蜷川幸雄氏演出の舞台 『わたしを離さないで』を観劇。何しろ原作が良かったので、主人に誘われて行ってきました。

舞台は大成功のブラボーでした☆



舞台初日のさいたま芸術劇場 には、ロビーに俳優を始め沢山の著名人からの豪華な花々が飾られていました。
多部さん→大竹しのぶ、浅田美代子、亀梨和也、三浦春馬
木村さん→内藤剛志
銀粉蝶さん→堀北真希、安田成美
(敬称略)など。

大ホールの収容人数は700名程で、30代~50代を中心に空席が目立たない程の盛況ぶり。舞台&客席の一体感が感じられる丁度良い広さ。1階バルコニーのA席からは、舞台も近くかなり広い奥行きまでが良く見渡せました。

驚いたのは、芝居の長さ❗️
3幕中、2回の休憩を挟み、4時間弱もの長時間でした。終演は22:00前と知り、開演前に慌ててサンドイッチやキッシュなどの軽食を軽くつまみました。

主演の3名、多部未華子さん、三浦涼介さん、木村文乃さんは、自然な演技で声が良く通り、期待以上の名演にビックリ。

多部さんは、高校生の時のハツラツとした可愛らしい演技から、年齢を経るにつれて落ち着いたしっとりとした雰囲気を上手に使い分けて好感が持てました。さりげない動作の移行が演技とは思えない程自然でした。殆ど出ずっぱり、セリフ数が最も多いなか、堂々と主役を演じきりました。

三浦さんは、背の高いイケメンで華がありました☆難しい役どころで激しい感情を表現する場面が多かったのですが、原作のイメージ通り好演。運動神経の良さを生かした身軽な演技が印象に残っています。本当に実力ある俳優さんだなぁと感じました。

木村さんは、華奢で美形でした。舞台が初めてとは思えない程、堂々たる存在感。気が強くいつも誰かを責めている役どころで、ちょっぴり人物描写のワンパターン化が否めなかったけど、演技後半の弱々しさが心打たれました。

脇を固める床嶋佳子さん、銀粉蝶さんなどのベテラン俳優陣が、全体をキリッと引き締めていたようです。

そして何といっても、冒頭とラストにあらわれた、その他高校生達の回想シーンが幻想的で素晴らしかった。彼らが、身体全体を使ってスローモーションで動く姿をやわらかなライトが照らし、淡い音楽が流れる。この調和が絶妙で、映画のワンシーンを観ているみたいな錯覚を起こしました。
この回想シーン…コンテンポラリーダンスを彷彿させる一連の動きは、見どころのひとつです。

そしてこの高校生達は、蜷川氏率いる若手俳優チームのようで、どうりで彼らのモーションに魅せられたわけか。2幕に登場したカップル二人は、コミカルで冬ソナ等の韓流ドラマに出てきそうな3枚目・脇役俳優っぽい印象だった。



演出は、ほぼカズオ・イシグロの原作通り。スッキリ無駄のない演出。
原作で印象に残っているシーンなどは、原作のイメージ通り心に残った。

場面転換も、サラッとガラッと行い観客がすんなり物語に引き込まれた。カーテンが風に揺られる場面が、情緒的で印象に残った。


ただし、私達は原作を読んで観劇したので、主人公達の立場やセリフの意味、進行が深く理解できたのですが…この作品は特殊な設定なので、ストーリーを知らない人が観て果たして劇中人物の心情を理解できたかは疑問に思えました。

何しろ主人公達は普通とは違う人々なので、彼らの特殊な感覚を舞台のみで最初から理解するのは難しいかな~と。



ぜひ、カズオ・イシグロ原作『わたしを離さないで』もしくは、映画で事前にストーリーを理解してから観劇することをオススメします❗️



公演スケジュール

さいたま芸術劇場は4月29日(火)~5月15日(木)までの20回。
その後、
2014年5月23日(金)・24日(土) 名古屋公演 愛知県芸術劇場 大ホール

2014年5月30日(金)~6月3日(火) 大阪公演 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

若手俳優中心の公演だけあって、随分タフなスケジュールですね^o^

さいたま芸術劇場はこの後、村上春樹原作『海辺のカフカ』が予定されており、蜷川氏演出✖︎宮沢りえさんがどう演じるかがちょっと気になります。

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