『大人のバレエ』は、がむしゃらにレッスンすれば良い!ってものでもないな~と思うこの頃。
今まで主人にも、『バレエのペースをちょっと落としたら?』と言われる程、発表大好き&バレエ命のまさに、『がむしゃらにレッスンをしてきたワタシ』 しかし......発表会で踊った曲は、少しは上達したかもしれない。でも根本的に上達したかはクエスチョンマーク!?
例えば、チケット制の他の教室の基礎クラスを受けたときなど、『立ち方』を一から指導される始末....。今まで熱心に、自分なりにレッスンを受け少しは形になったきたかも?なんてちょっぴり自信がついてきたとき、その自信は単なる自己満足だったことに気づいたのです。
もしかして、これが無駄な努力っていうヤツ!?
そして、少しバレエ熱が冷めてきたこの夏、新しいことを始めたくなり、ホットヨガを始めました。今まではバレエに夢中すぎて、気づかなかったことが、少しバレエのペースを落とすことで、客観的に見えるようになりました。恋愛もそうですよね。相手に夢中な時は、冷静に相手が見えなかったり都合良く判断したりで、 バレエも恋も、ちょっとクールな方が上手く回ることがあるかもしれませんね。
上達のペースが落ちるパターン...かも?
大人バレエの経験6年目以降。
初心者から5年目までは、ゼロからのスタートなので、出来ることも増えて、一通りのテクニック等が、何となく出来てくる。自他ともに、進歩が感じられる。6年目以降は、ゆるやかなカーブで上達するひとが多いのでは。
長く同じ教室・同じ先生に見てもらっている。
同じ教室、同じ先生に長く習い続けると、先生も生徒の癖や間違い等に、目が慣れてしまい、余り気にならなくなる。そして、注意の回数も減っていく。生徒も、注意慣れして、無意識にスルーしてしまうことも。或いは、初期に比べて注意されなくなった分、身体が動きやすい方法‥外&前側の筋肉を使っちゃう等を無意識にしがち。
以前、整体の先生が、『身体は自分が動きたい方向にしか動けない。レッスンでいつも使っている筋肉を、無意識に使ってしまう。それをリセットするには、整体などで人に筋肉を動かしてもらい、使うべき筋肉を呼び覚ますのが、良い。』とのお話を聞き、なるほどな~と納得しました。
根本的にバレエを行うための柔軟性・筋力(腹筋・背筋・インナーマッスル)不足
バレエの上達には、『バレエ向きの身体能力』が欠かせません。この身体能力が元々ある人は、順調に伸びていくはず。そうでない人は、悲しいかな、もう一度 『身体改造計画』を試みるのも手だと思います。
『急がば回れ。』の精神ですね。バレエの回数を少し減らしてでも、身体作りをした方がイイ!一見遠回りに見えるけど、1年後は着実に身についているハズ。
ちょっと難しいテクニックが出来た!?と、難しいテクニックに挑戦し続けること。
時々、なんちゃってグランフェッテやイタリアンフェッテ、アラベスクフェッテなどを、得意気にやっている人がいる。でも、余り美しくなかったりする....。 バレエは基礎がないと立つことひとつ美しくできないんだな~という現実。 もちろん、自分のレベルよりちょっと上を目指して、レッスンするのは上達には必要ですが.....上手くいかないのが現実ですね~。
大人のバレエ いつか、こんな風に踊りたい
まずは、ホットヨガで柔軟性&インナーマッスルを鍛えて、身体能力を上げること。
難しいバレエのパになると、力みがちで呼吸が止まってしまうので、呼吸が見えるバレエを目指す。
テクニックを追うのではなく、大人ならではの優雅さが踊りに表れるように。
肩甲骨が固いので、ヨガで肩甲骨を柔軟にして、腕を長く使えるように。
パワーバレエではなく、インナーマッスルを使い、踊りの中で、伸びやかに身体を動かせるように。アラベスクやドウバン、アラセゴンで脚を上げるときも、低くても伸びやかに使えるようになるのが理想。
取りあえず、ヨガ&バレエをそれぞれ月8回レッスンして、半年後・・・1年後に少しでも、理想に近づけると良いな。