四つ葉のクローバーを探して

毎日過ごす時の中で、ちっちゃなHappyや大切な何かを。四葉のクローバーを探すように見つけていけたらいいな。

『悩む力』

2008-08-23 | My Library
著者は姜尚中さん。
ちょっと前に読んだ本。
売れてるのと、その時は失意?のドン底だったから。
すがれるものには何でもすがりたい的心境で。
思わず手にとってしまった本・・・
(って言ったら姜さんに失礼かもしれないけど


本の展開がおもしろかった。
おもしろいっていったらこれまた失礼かもしれないけど。
夏目漱石とマックス・ウェーバーを例にしながら、百年前に二人が経験したことを元に話を展開。
百年前の漱石やマックス・ウェーバーの世界と現代社会の類似点を指摘。
社会的にもマイナス要因が多い、現代。
自殺者が増えたり、スピリチュアルなものを求めたり・・・。
時代はまわるっていうけど、そういうとこもまわってるのかな?
なんて思いながらも、なるほどなぁって納得してみたり。

「悩むこと」がめんどくさかったり。
「迷うこと」が厄介だったり。
適当に、どうでもいい的精神で進めたらどんなにいいだろうって。
あたしが思ってました。
(今も、どっかで思ってます)
でも。。。できないからなぁ。
性格といってしまえばそれまでだけど。
悩んでも迷っても考えても答えがでないこともある。
いや、そういうことのほうが多いよ。
だけど・・・
この本は「悩みなさい」って言ってくれます。
「悩むべき」だと言ってくれます。

だから・・・
「答えがでなくてもいいや」
っていう思いを密かに持ちながら・・・。
これからも「悩んでいこう」って。
そぉ思ったら、気持ちが軽くなった気がします。
あのときは・・・ホントに失意のドン底だったから

生きてくうえで「悩む力」はかなり重要なんじゃないかと。
とにかく・・・悩め!!
できれば前向きに
そんなふうに背中を押してくれた1冊です