さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

天覧山の岩トレが大盛況? 今回からザイルも用いたトレーニングも加わります

2021-04-12 23:52:22 | 僕の自由時間
ひとつ前のブログを読むと分かりますが、この日の天覧山岩トレは最悪な体調の中で行なったものでした。
ただ、歯茎痛による痛みや頭痛、気怠さが襲ってきた2日目でしたし、体全体にはまだエネルギーが残っていました。
それに、ロキソニンが効いている間は主観的には普段の健康状態とまったく同じようにしか感じていませんでしたね。


この日は僕が所属する山岳会YYDのK田さんも参加してくださることになっていました。
約束していた合流地点の麓の池のそばにK田さんの姿がありました。
K田さんとは以前、沢でご一緒したことがあります。
YYDでは僕が最年長なのですが、2番目がK田さんなんです。

トラバース岩に着くと、F沢さんがいました。
ほんの少し前に到着したんだそうです。
僕はインスタントコーヒーを作り、コロッケを食べます。
ひとりの時みたいに、超ゆっくりするという訳にはいきません。

それなりに柔軟体操等をして、体をほぐしました。
F沢さんがウォーミングアップ感覚でトラバースしています。
何の難しさも感じさせないスムーズな動きで左右に移動しています。
K田さんも関心があるようで、軽登山靴のままトライしています。
K田さんにも誰に対しても同じ注意点を話しておきました。
すぐ横が崖なので、間違って転落すると大怪我もしくは死亡です。
一人で勝手にやらずに誰かが必ず後ろに付いてあげてください、と。



▲11:02。僕もトラバースに挑戦させてもらいました。今日は1往復半が目標です。僕は目が悪いので、足元のスタンスがよく見えません。特にコーナー周辺(この写真では写っていない左の外側)に小さめなスタンスが多いので苦労します。目で見るだけでは判断できず、足で触らないと確定できません。その間、長く腕や指に負担がかかり続けます。そんな苦労はありましたが、1往復半を達成できました。
よかった、よかった。


▲11:18。K田さんも軽登山靴で挑戦。わりと硬めの靴底なので、柔らかな靴底よりは良かったと思いますが、でもクライミングシューズでないと、難しいですよ。でも、靴のわりには岩への対し方が上手だなぁと思いました。写真の場所は地面から一番離れる箇所ですし、落下する場所は自然の岩の上になって、足を捻挫する可能性もありますから、万が一の際にはすぐに支えられる体勢を取っています。K田さんはこのあたりをやっているうちに腕がパンパンな状態になってしまいました。


▲11:21。いよいよ真打登場です。F沢さんの3往復挑戦がスタートします。でも、この時にはもはや3往復なんてF沢さんには出来て当然、という雰囲気でしたね。この前にも1往復だったり、2往復だったりしていますし、その際もそのまま続けるのかなと思いきや、ポンと降りたりするんですから。F沢さんはもう不意に落ちる感じはありませんが、念のためにK田さんに後ろを見てもらいました。K田さんも研究しながら見てました。


▲11:22。数多く写真を撮っているわけではありませんから、この写真のF沢さんがどちら向きに進んでいるのか断定するのは難しいですね。恐らく右から左、つまり手前に移動中だと思います。コーナーを回り込んで立ち込もうとしているところですね。


▲11:26。この写真の右手前のがこのトラバースルートの右端です。ここで休むことが出来ます。K田さんが立っているちょっと先がコーナーで、コーナーの向こう側は見えていません。多分、F沢さんは1往復半したところだと思います。


▲11:32。F沢さん3往復目の最後のコーナーですね。向こうへ進んでいます。彼女はこのあたり上手いですね。


▲11:33。左端のゴールまであとわずか。この写真で見ても分かるように、体を伸ばし切っていますよね。もちろん、こんなムーブでなくても可能なルート取りはあるはずです。でも、これが出来れば一番易しいんですよね。ちなみに、さっちゃんですが、さっちゃんも昔僕と一緒にこのトラバースをやっていました。でも、身長が150cmありませんから、僕やF沢さんがトライしているルートでは身長不足で不可能な箇所が何ヶ所もあります。ですから、さっちゃんは別ルートのトラバースをしていました。実はこのトラバース岩には3つ、4つのルートがあって、いま僕たちがやっているのはノーマルルートなんです。いちばん易しいルートのことです。一段低い場所にセカンドルート、さらに低い場所にサードルートとあって、さっちゃんはセカンドルートをこなしていたんです。ホールドもスタンスもより小さくなるルートなんですよ。ルートの詳細は覚えていませんけどね。


▲11:34。3往復完成のパフォーマンス! アハハハハ・・・・・

トラバース岩を終了し、ザイルを使用したトレーニングに移ります。
トップロープのセットをF沢さんにやってもらおうと思いましたが、やったことも見て学んだこともないとのこと。
この日は見ていて学んでもらうことにしました。
こんなものは見て、真似て、学ぶしかありませんよ、F沢さん。


▲12:09。最下部岩場の中央、上部が小さなハング状になっているルート。グレードはRCCⅡで4級+。この日の目標は登攀はもちろん、同ルートのクライムダウン。写真はクライムダウン中の僕ですが、僕にとっては慣れ親しんだルートですから、出来ない方が不思議。


▲12:13。続いてK田さん、確保はF沢さん。本当はK田さんはこれくらいのルートで繰り返し練習するのがいいのですがね。


▲12:16。核心部で苦闘するK田さん。結局、あとほんの少し、この写真の位置が最高到達点でした。クライムダウンをするまでに至りませんでした。次回やったとすればいけると思いますよ。


▲12:23。F沢さんにとっては簡単な課題だと思っていました。でも、クライムダウンで2度、指だか足だかがスリップしてぶら下がる羽目に。3度目はありませんでしたけれど、意外でしたね。

さ~て! 次回からのザイルルートは鏡岩5.7です。
岩の名前からも分かるようにツルツルの岩。
小さな亀裂の小さなホールド、スタンスを繋げます。
3mちょっとのボルダーですが、カチを掴んだら離さない強烈な指力と岩に吸い付くような足先の保持力が鍛えられますよ。


▲13:33。K田さんが天覧山初めてですから、山頂経由で下山しました。明治天皇が陸軍の演習をここからご覧になったので、その後、天覧山という山名になったのだそうです。この日は霞んでいて、山も都心も見えませんでした。


▲13:37。中腹広場のヤマツツジ。今が盛りでしょうか。


▲13:38。左のミツバツツジは盛りを過ぎていました。右のヤマツツジはこれからですね。

この日もF沢さんは家まで送ってくださいました。
有難うございます。
K田さんも今週の木曜日は無理のようですが、来れることが多いようです。
ぜひ、木曜日仲間になってもらえればと思います。
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