さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

デイサービス1日コースから、初めて笑顔で帰って来ました

2019-12-10 23:59:01 | デイサービスや介護
火曜日は今月から1日コースのデイサービス、体験も含めると今日で3回目です。
これまでの2回は帰って来て僕の顔を見るなり泣いてしまっていました。
なぜ自分がそこに居るのか分からなくて、不安だったんでしょう、緊張し続けていたんでしょう。

今朝も出だしは最悪でした。
朝食にまったく手を付けず、食べなかったんです。
それに、朝飲まなくちゃならない薬も飲んでくれませんでした。
さっちゃんは布団にもぐり込んでしまいましたから、連絡が来ても布団から出てくれないような雰囲気。

1日コースの場合は到着の数分前に電話が入り、さっちゃんと僕が下へ降りて行って迎えの車に乗るというシステムなんです。
連絡が来てからさっちゃんを布団から連れ出すのは難しいかもしれません。
で、まだ連絡も来ていませんが、僕は布団に入ったばかりのさっちゃんを連れ出すことにしました。
布団から立たせ、ジャンパーを着せ、毛糸の帽子をかぶせ、運動靴を履かせ、玄関を開けて外へ出します。
そんなことをしていると時間は思いの外たったようで、電話が入りました。
少しは待ちましたが、結局ちょうど良かったくらいでしたね。
スタッフさんに今朝のさっちゃんが不機嫌なこと、朝食を食べなかったこと、薬を飲まなかったことを報告します。
そして、昼食後に飲んでもらえればと、薬も渡しました。

そんなスタートだったのですが、デイサービスでは順調だったようですね。
昼食もしっかりと食べ、薬も飲み、お風呂にもちゃんと入って、素直に洗ってもらったようです。
今日で3回目ですからさっちゃんも慣れたんでしょう。
さっちゃんはいろんなことをすぐに皆忘れてしまいますけれど、人のことはわりと覚えているんですよね。
多分、スタッフさんたちのことを少しは覚えて、そんな人たちのいる環境に慣れてきたんでしょうね。

夕方、電話が入って僕が下に降りて行くと、車から出てきたさっちゃんは笑顔でした。
送ってくれたスタッフさんとも楽しそうに言葉を交わしていました。
なんとか、このデイサービスを続けて行けそうですね。
ひとまず安心ですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2015年の忘事録/2015年最後... | トップ | 今日の言語リハビリ、最後の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

デイサービスや介護」カテゴリの最新記事