さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護3の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

記憶にないくらい久し振りに口腔ケアが出来ました

2020-09-28 23:55:48 | 歯磨き
さっちゃんの口腔ケアについては常に常に気になっています。
口腔ケアはほとんど出来ていない状態がずうっと続いています。
さっちゃんの口臭ですが、臭(くさ)いというよりも酸っぱい臭いがします。
単に口腔ケアと言うだけでなく、健康面で影響が出るんじゃないかとヒヤヒヤしてもいます。

口腔ケアが出来ていない原因の大きなひとつが、口を開けてくれないこと。
口を開けてくれなければ、入れ歯を外したり戻したりも出来ませんし、歯茎を綺麗にも出来ません。
機を見ては洗面所で入れ歯を外してもらおうとしたり、スポンジブラシで歯茎をこすってみようとするんですが、駄目なんです。
口を強く閉ざしたままです。
夕食後はすぐに寝てしまうことが多いので、トライすることすらほとんどないのですが、昼間に口腔ケアにトライしても失敗続き。
せいぜい、水で口を漱ぐくらいなら何とか出来てはいました。
それも漱ぐのではなくて、飲み込んでしまうことも多かったですね。

今月の中旬ころだったでしょうか?
朝起きてさっちゃんを見ると、顔の横に入れ歯が落ちていました。
こんなことは初めてですが、寝てる間に自然に外れたのか、寝ぼけて外したのか、どちらかなんでしょうね。
ですから、その時は久し振りに入れ歯をパーシャルデントに浸けることが出来ました。

ちなみに下の入れ歯は何ヶ月間も嵌めていません。
下の残っている4本の歯並びが変化したので入らなくなっているのです。
歯医者さんに行かなければならないのですが、さっちゃんが診療に応じてくれるとは思えません。
それに、コロナ禍ということもあって、今のところ何となく足が遠ざかっているんです。
下の入れ歯を入れなくても、食事は普通に摂れていますから「まあいっか」と、ほったらかしているんです。
それが良くないことだとは分かっているんですけどね。


ところで、今日のこと。
ブランチ前にトイレへ行き、おしっこが出たんですが、その後洗面所で手を洗ってもらうついでで、口を「あ~~ん」と開けてもらったんです。
すると、開けてくれるじゃありませんか!
僕は急いで入れ歯に指をかけ、抵抗するさっちゃんに打ち勝って、何とか入れ歯を外すことが出来ました。
入れ歯用のブラシで綺麗に磨き、さっちゃんの口に戻そうとしますが、今度は口を開けてくれません。
そうなると絶対に口は開けないさっちゃんですから、入れ歯を戻すのは諦めました。
その代わりに入れ歯をぬるま湯に浸け、パーシャルデントを投入しました。

ブランチ(ほとんど昼でしたが、メニューは朝食と同じ)は入れ歯なしでしたが、ちゃんと食べてくれました。

時は流れて、夕方。
さっちゃんと一緒に、スーパーへ買い物に行こうと思いました。
ずうっとマスクをしていてくれれば、入れ歯が入っていなくても大丈夫なんでしょうが、さっちゃんはマスクをすぐに外そうとします。
ですから、買い物に行く前に入れ歯を戻してあげたいと思いました。

でも、その前に歯茎を綺麗にしてあげたい。
スポンジブラシを手に、「あ~~んと口開けて」と頼むと、口を開けてくれるじゃありませんか!
僕は喜んでスポンジブラシを口に入れ、下の歯茎をこすりました。
さっちゃんはすぐに僕の腕を掴んで止めさせようとします。
ところが、続けて「あ~~んと口開けて」と頼むと、再び開けてくれるんです。
前の残っている歯の歯茎や上顎の歯茎もスポンジブラシでこすることが出来ました。
3回目上顎もこすることが出来ました。
もちろん、十分に出来たわけではありません。
少しずつなんですが、万遍なく出来ました。
最後に、水で口を漱ぐことも出来ました。
「ぐじゅぐじゅぺっ、てしてね」と、僕の実演付きでお願いすると、その通りやってくれました。

これで後は入れ歯を戻すだけ。
パーシャルデントの薬品のヌルヌルを綺麗に洗い流します。
「口をあ~~んと開けて」と言うと、ちゃんと開けてくれます。
僕は左手でさっちゃんの口の右端を掴んで広げて、入れ歯を口の中に入れようとします。
口の右側を広げても、左側には入れ歯はぶつかります。
ねじ込むように、無理やりにでも入れないと入ってくれません。
さっちゃんに入れようとする意志があれば、問題なく入るんでしょうが、
さっちゃんにとっては、何故だか僕が無理やり異物を口の中に押し込もうとしている、と感じているはずです。
僕も必死です。
ここで最初の1回を失敗すると、さっちゃんの警戒心はMAXとなって、2回目からは協力してくれません。
口を開けてくれた今、最後まで完遂するしかありません。
口の左の端は何とか入ってくれました。
最後に入れ歯を阻むのはさっちゃんの上唇なんです。
口を大きく開けてくれているわけではありませんから、さっちゃんの上唇全部が入れ歯が入るのを邪魔しているんです。
このことは僕には経験がありますから、もう無理やりにでも押し込みました。
上唇全体を内側にめくれ込むようにしながら、入れ歯を中に押し込みます。
そんなに力技で押し込んでも、さっちゃんはどこも痛くないことは経験済みなので、僕は思いっ切り押し込みました。
上唇が外側に戻って来ました。
入れ歯が口の中に完全に入ったんです。
口の中に入りさえすれば、入れ歯は自然とピタッと嵌るようになってるみたいですね。
これで終了!
さっちゃんも一瞬腹立たしいような表情を浮かべましたが、痛い訳でも辛い訳でもないからでしょう、すぐに普段の表情に戻りました。

今日は一日を通して、さっちゃんはとっても機嫌が良かった日でした。
笑顔も多く浮かぶ日でした。
そういうことも、今日口腔ケアが上手くいった理由のひとつかもしれません。
今日のことは僕にとってもちょっと自信になりました。
これまで僕を諦めムードが支配していたんですが、きちんと口腔ケア出来ることもあると教えてくれました。
これからはその頻度を上げる努力をすればいいのです。


口腔ケアとは別問題ですが、ここのところ気をもんでいるのは、さっちゃんの便秘。
今日で18日目だったんですが、兆候さえありません。
本人は苦しんでいなさそうなんですが、これでいいんでしょうかね?
僕にはまったく想像もつかない世界です。
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