さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護3の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんと二人で岩トレに参加させてもらいました。でも、山歩きがほとんどで岩登りは1本ずつでした

2020-01-20 23:53:18 | クライミング
1年くらい前までは僕の所属する山岳会で僕も岩登りトレーニングを企画実践していました。
昨シーズンも参加者にはみっちりとしたトレーニングをさせてあげられなかったんですが、最近はほぼ無理な状態になっています。
というのも、さっちゃんがその場からすぐに帰りたがるからなんです。
もちろん、岩をどしどし登ればそんなことはないでしょうが、登る意欲もないですし、登るとしても僕が密着していないと登れません。
僕はさっちゃんから離れて行動することは出来ないんです。

ですから、今シーズンはさっちゃんと僕がこういう状況なので、K野さんがリーダーになって計画してくれと頼んだんです。
K野さんが天覧山、日和田と計画してくれ、さっちゃんと僕は気楽に参加させてもらっているんです。

1月11日の土曜日、日和田での岩トレが計画されました。
僕とさっちゃんも参加させてもらいます。
K野さんにお願いして、僕たちだけ朝の集合も遅くしてもらいました。
後の電車で行って、岩場での現地集合を許してもらったんです。
さっちゃんは朝が早いと気分が沈む傾向がありますし、何かしらのアクシデントで予定した電車に乗れないことも考えられるからです。

実際は他のメンバーが乗った電車の1本後の電車に乗れました。
岩場ではすでにザイルを垂らして、トップロープで練習してました。
さっちゃんと僕は岩場の下で朝食。
朝食後も、さっちゃんの気分がどうも岩登りへ向いていないようなので、周辺の山を散歩してくることにしました。


▲日和田の岩場は日和田山305mの中腹にあります。多くのハイカーに親しまれている山で、コースもたくさんあります。岩場周辺にも多くのコースがめぐらされていて、さっちゃんと僕は何も持たずにちょっと散歩をしてきました。写真は日和田の女岩のすぐ上の方にある「見晴らしの丘」。


▲「見晴らしの丘」から岩場に戻ると、仲間たちは男岩南面左端のカンテ沿いのルートを登っていました。写真左の橙色のザイルがそれです。しばらく見学して、みんなと一緒に昼食。この日は風もなく比較的暖かな日でした。

さっちゃんは昼食後も岩を登る雰囲気ではありません。


▲それで、再び山を歩いてくることに。今度はちゃんとザックも背負って(登攀用具は置いて行きました)出かけます。先ほどの「見晴らしの丘」に直接行き、そこから今度は日和田山を目指しました。途中、神社直下の登山道は岩場が続きますが、さっちゃんは軽快に登って行きました。


▲多くのハイカーとすれ違ったり、抜かれたりしながら、日和田山山頂に到着。写真には写っていませんが、山頂はハイカーがいっぱいいます。僕たちは休憩もせずに山頂を後にしました。


▲岩場へ戻る周回コースへの分岐を最初は行き過ぎてしまいました。山頂からすぐだったので、こんなに近かったかな? と思って、少し先まで歩いたんです。なかなかそれらしき分岐も出て来ないので、ちょっとだけ休憩をとって、先ほどの分岐まで戻りました。その山道に入ると、写真のような立派な標識が。「こんな標識あったかなぁ?」。写真を見て気付いたんですけど、僕も他のクライマーたちも「おとこいわ・おんないわ」とずっと呼んできましたが、正式名称は「おいわ・めいわ」なんでしょうかね? そんな呼び方してる人ひとりも知りませんが・・・・・

軽いハイキングから岩場に戻って来たのは14:40ころでしたから、せめて1本はさっちゃんに登ってもらおうと思いました。
仲間たちは男岩南面の右側、僕が「3段フェース」と呼んでいる4級プラスの難しいルートをトップロープで挑戦中!
僕もそこを登らせてもらいましたが、何とかテンションかからずに(ロープにぶら下がることなく)登れました。
最近自分の岩トレが出来ていませんから、こんな登りじゃあリードは無理でしょうね。
何とか登攀能力を維持し続けなきゃ!


▲続いて、さっちゃんの番です。もちろん僕が登ったルートは無理ですから、さらに右隣りに僕が急いでトップロープをセットしました。そして、仲間の女性に確保を頼み、さっちゃんに登ってもらいます。RCCⅡで3級レベルのザイルの長さで20mほどの傾斜の緩い易しいルート。でも、上部で少し工夫が必要です。このルートは岩場のすぐ右を歩いて登ってアドバイスできますから、僕は常にさっちゃんのそばに居てあげられるんです。さっちゃんは登り始めると、そのことに集中します。クライマーだった頃の感覚が残ってるんですね。上部のちょっと難しい箇所も僕のアドバイスで登り切りました。写真はまだ中間部の易しい箇所ですね。


▲さっちゃんが登り終わった時には時刻はもう16時を過ぎていましたから、今日の練習はこれで終了となりました。さっちゃんと僕は1本ずつしか登りませんでしたけれど、仲間たちは腕を心地よくパンプさせたようです。さっちゃんも最後には笑顔を浮かべていました。

下山して、いつものうどん屋さんで反省会という名の打ち上げをします。
この日のさっちゃんはお酒を一滴も飲まないのに随分ご機嫌でした。
メンバーの顔なんだか発言なんだか、二度三度とさっちゃんの笑いのツボにはまったようで、ケラケラとよく笑ってました。
こんなことは初めてではないでしょうか?
僕も嬉しくなってしまいますね。
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