さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今月からは木曜日にも山を登れます。で、さっそく奥多摩へ!

2019-06-17 23:46:26 | 山登り
さっちゃんのデイサービスが火金に変更されましたから、6月からは木曜日が空きます。
第一木曜日は失語症の集まりがあって無理ですから、
先週の木曜日、初めての山登り。
やっと今日、書くことが出来ました。
他にもいろいろ書きたいことがあったんですが、書く時間が取れません!

もうすぐ夏至ですし(5月から真夏のような日がありましたけど)、山歩きは暑い!
昔なら、夏はさっちゃんと沢登りだったんですが今は無理。
標高がそれなりの尾根歩きも日帰りでは困難です。
ですから、少しでも暑さをしのげそうなコースを選ぶのにひと苦労!
それで選んだのが不老林道です。
石尾根下部の北斜面にある不老林道。
南や東斜面にある林道に比べると日陰が多いはず。
それにこの林道は訳あって気になっていた林道なんです。
まだ一歩も足を踏み入れたことがありませんし。


▲奥多摩駅から通常の石尾根コースを進みます。途中、不老林道との分岐点がありますから、そちらへ。地図写真の青い矢印コースが予定していたコースです。不老林道を半分くらい歩いて、左にあるはずの山道を登って、石尾根の一般登山道に出るコースです。


▲狙い通り、緑陰の林道が続きました。

地図は見ながら林道を歩いたんですが、いい加減だったんですね。
結果的には林道を倍くらい歩いてしまって、林道終点まで来ちゃいました!
実際は赤い矢印のコースを歩いたんです。
不老林道と十二天尾根の交わる箇所が林道終点でした。
林道の方角も気にしながら歩いたんですけどね。
さっちゃんのペースも良かったんで、それほど長く歩いた気がしなかったんですよね。

結局、現在位置不明のまま、林道終点(だとも思ってなかったんですが)から十二天尾根へ。
もちろん、十二天尾根だとも分かっていません。
そこがどこだったかに関わらず、南へ辿れば石尾根登山道へ出ることだけは確実ですから。


▲十二天尾根で咲いていた可憐な花。タツナミソウの仲間のようです。

このあたりは東京農業大学の演習林になっていますから、それなりに歩かれているようです。


▲こんな山道が十二天尾根にはありました。ただ、この写真のあたりで尾根沿いの山道は見つからなくなり、左上するなだらかな山道を辿りました。

そんな山道を歩きつなげながら、
最後の少しだけは道のない急斜面を強引に登りましたけれど、見通尾根に出ました。


▲見通尾根直前の山道のない急登を強引に登ります。さっちゃんにはちょっときついところですね。でも、頑張ってました。

見通尾根には出来立てほやほやの林道がありました。


▲これがその林道。おそらく不老林道と別れる箇所からなんでしょうが、カーブ番号がふられてました。僕たちは「A14」に出たんですが、「A31」までは確認されました。最上部の工事中の部分にはカーブ番号が付いていませんでしたね。

見通尾根をジグザグに登り続ける林道です。
標高差350mほどの尾根筋に30数個ものカーブで刻まれています。
尾根の土砂が流失しないか心配になっちゃいますよね。
大丈夫なんでしょうか?

その時点でも、自分がどこにいるのだかよく分かっていませんでした。
ただ、とりあえずはこの林道を登れば何とかなりそう、との安心感が。


▲すると、林道工事中の箇所が。ショベルカー、小振りなダンプ、軽乗用車が見えます。一人で仕事をしている人の姿も。挨拶をして通り抜けました。しばらくすると、今度はこの写真の工事現場に。ひと言ふた言、言葉を交わします。なんと! ここが石尾根の登山道でした。写真中央に登山標識が見えます。

さっちゃんもまだ疲れた様子もなく、元気です。
ここからは登山道を下るだけですから、もう安心。

さっちゃんもちゃんとした山を歩くのは赤湯温泉以来、一ヶ月ぶりくらいでした。
ですから、短くて、標高差もあまりないコースを計画してたのですが、
結果的にはそれなりのコースになってしまいました。
思いのほか、さっちゃんは歩けますね!

ところで、今回も山でのおトイレ事情。
さっちゃんは今回3回小用を足しました。
さらに1回はパンツまで脱いだんですが、用足しではありませんでした。
最近ますます、家の中や街中でも同様ですが、用足しの意思表示が分かりにくくなってきています。
なんかちょっと心に引っ掛かる言葉を発したら、
とりあえずは用足しの意思表示かもと思うことにしています。

今回の反省点。
トレペが途中で足らなさそうになったこと。
もう1回小用があったり、大が万が一あったりしたら、悲惨なことになっていました。
反省しきり!

予定通り歩けなかったこと、そんなことはよくあること。
間違えていても、危険性はほとんどないことや、南に登れば登山道があることは確実でしたから。
本当に不安なら、不老林道をそのまま戻っていますしね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする