グルメ、スーパーマーケット、食品評論家です。

辛口ブログを書いていきたい!!

黄色いタンポポの思い出

2012年04月26日 | Weblog
ここ2-3週間前から、道端とか、空き地とか、ちょとしたところに、黄色タンポポが満開ですよね。
なかなか、可愛い花です。

もう30年少々前になるが、商社勤務時、欧州のフィンランドへ出張で、よくでかけました。

首都ヘルシンキでも、ちょっと郊外へ行くと、ハイウエーのような主要道路の回りや、郊外の家の周り、そして、広大な空き地に、黄色いタンポポが一面に咲き誇っていたのを思い出します。5月頃が盛りでした。ゆはり寒い気温のせいで、東京関東よりは1ケ月少々遅れている印象でした。

緑の絨毯の中に、黄色い花が一面の模様をつけている眺めは、なぜか心をうきうきさせるものでした。

しかし、フィンランド人に聞いても、見慣れているせいか、それほどの感動がなかったような記憶があります。
見慣れると、そういうものなのかなーと。

しかし、このタンポポのことは別にして、フィンランド人が、自然を嫌いというわけではありません。
人口密度の低さもありますが、日本人よりは、はるかに広大で恵みをもたらす自然を楽しんでいるように見えます。

私は見たことがないのですが、5月のタンポポより1-2カ月遅れて、別の黄色い花が咲く時期があり、この花は、フィンランド人の好みのようです。大好きな夏至祭に近い時期というのもあるかもしれません。

あとは、秋の(8-9月)頃の紅葉と、キノコ狩りでしょうか。

金持階級の人は、郊外に自分の別荘を持ち、そうでない人でも、夏には別荘を借りて夏休みを過ごすというのが定着しています。自然と密着した生活を楽しむという意味では、フィンランド人は、日本人より、生活術の上級者です。