秋悲

我が敬愛なる中原中也は
帰郷の中で吹き来る風にこう問われた。
「ああ、おまえはなにをして来たのだ」と。

それはきっと今日のように
晴れ渡る秋空の下
もの言わぬ悲しみ漂う日のことだろう。

今わたしは
この乾ききった秋空の下
吹き来る風にこう問われている。
「ああ、おまえはなにをしているのだ」と。


ああ、俺は何をしているのだろう。
何をしているのだろう。。。

切望

他人の世界など
見えなければ良かった

そうすれば
要らぬ世話や心配で
身を傷付けることもないのに

因果

全ての結果は自らが招きこと
故に誰も責められず