真理を黙って実行する

847の日々の戯れ言。aircraft & chines galleryの別館です。

琳派にしては丸くない

2016-10-04 22:14:47 | 美術館・博物館
昨日は出荷準備で遅くなって、投稿パス。

お昼を食べたので、3階へ上がってサントリー美術館へ。
抱一の絵もあったけど、なんだかんだ言っても、朝顔屏風。
群青の色が抜群だよね。
でもね、琳派の朝顔にしては写実的、丸くなんだよね。
あ、もちろん、朝顔なんだから丸いけど、雪佳先生みたく真ん丸じゃなくて、花弁がわかる書き方。
江戸琳派は写実的なんだよね。
写実的だから、柔らかさが欠ける。
大好きなアヒルさんの絵があって、ご機嫌。
アヒルさんの絵は写実的でも、なぜか許せる。
気に入ったのは「富士千鳥筑波白鷺図屏風」さ。
宗達の鶴の絵みたいで、よかったなぁ。
3階に降りたら、ちっちゃい軸があって、とても素敵。
あんなちっちゃい軸なら、玄関先に飾るにちょうどいい。
複製を作ってくれないかな。
12か月の短冊もよかったし。
丸くないけど、満足だった。

ところで、会社に琳派に目覚めた先輩がいるので、パンフをもらってきて土産に。
パンフは朝顔屏風が見開きになっている。
奥さんがえらく気に入ったと言っていたよ。
もらってきたかいがあるというもので。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする