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映画『GSワンダーランド』

2008-12-21 | ◆映画やDVDや◆
映画館でチラシを手に取った時から見たかったんだ~♪
タイトルロゴとかサイケ調とか好き好きv

タイツはいてニュー歌謡というコピーも凄いナ。
そんなキワモノ的なグループサウンズはあったのだろうか。
アタイの親世代のがよく理解出来るかも。

原作無しを久々に見たので満足な1本でした。

Story:
1968年、若者の憧れ日劇ウエスタンカーニバル。
歌手のタマゴ、大野ミクもそこを目指して家出同然で上京してきた。
同じ頃、ザ・ナックルズのリーダー、タツオがドラムのシュンと
ベースのケンタを体よく追っ払っていた。
更に同じ頃、GSに憧れる青年マサオはステージに熱い視線を送る毎日。
ブームにあやかり演歌専門レーベルがGSバンドを売ろうと決心。
弱小プロダクションの社長は偶然にもマサオ、ケンタ、シュンを見つけ、
その上ミクを男性ミックとして加入させて即デビュー。
華々しくデビューしたザ・ダイアモンズは泣かず飛ばず。
そこでイメージを刷新!
タイツをはいた王子様ルックのマッシュルームカット、その名も
ザ・タイツメン!
中でも中性的な魅力のミックを筆頭に大人気に。
ナックルズのやっかみ、ミックの秘密、横道にそれるバンドの方向性。
存続の危機も多々!どうする、どうなるタイツメン。

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みんなノリノリ演技なの。
アタイ的には高岡蒼甫君が演ったタツオのヒールっぷりが素敵んぐでした。
最初の純朴そうなおかっぱ頭で「秋田に・・・リンゴ・スターが来ています!」
に爆笑ですよ。
バンドの方向性をいち早く変えたナックルズがグランジつかヒッピーな姿で
再登場してそれにも爆笑。
退廃的な感じがとても素晴らしい!
終始ヒール。すてき。

栗山千明ちゃんは最初の登場が神!
編み上げブーツにミニワンピでセンターパーツのロングヘア。
付けまつ毛バシバシに画面で飛んじゃってる細眉。
コレ見ただけでお腹一杯ざます。
パンフでイラストレーターのおおたうに様(大好きです!)も同じことを
語ってらしてニヤニヤしちゃったわん。
ラストのお歌も神!

タイツメンの時は前髪パッツンのおかっぱ。
前髪パッツンは流石にこなれてます。

マサオは世間知らずのお坊ちゃん故か、怖いもの知らずで日劇と言う夢に
まっしぐらに走ってる感じでした。
(最後はしんみり、だけど)

シュンとケンタは並ぶと凄い身長差が・・・!
シュン役の水嶋ヒロ君は少女マンガイケメンドラマじゃなくて、もっと
こういうのに続けて出れば良いのになぁとか思った(^^;
何故か一人だけ地毛(笑) ブローが大変そうでした。
ケンタは軽いなー。ドクターヘリのキャラに近い???
でもみんな凄く純朴そう。そんな時代だったのかな。

周りもヅラキャラ多数。
バンドは勿論、何故かプロダクション社長まで。
動きも台詞回しもコッテコテですよ、みんな。
キワモノ(褒めてます)揃いでw


母に聞かせたい大賞:
レコード会社社長の一徳氏「タイガース・・・売れてるんだってねぇ」

自分の意思とは無関係に流されていくバンドの悲喜こもごもなんだけど
最後のオチもブームの変化に合っていて上手いな。
やっぱりブーム終焉時は粗製乱造もあったろうし、タイツな人達もいたかも。

「早っ!」とか「・・・な、訳ねーよ!」とか会話は現代ぽいからテンポ
良く、サクサクっと見れた1本でした。パンフも可愛いv

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Cast:
ミック→ 栗山千明さん、
マサオ→ 石田卓也さん、
シュン→ 水嶋ヒロさん、
ケンタ→ 浅利陽介さん、

タツオ→ 高岡蒼甫さん、

事務所社長→ 武田真治さん、
ファインレコーズ社長→ 岸辺一徳さん、
ファインレコーズ専務→ 大杉連さん、
ファインレコーズディレクター佐々木→ 杉本哲太さん、
(会社面々の人選が凄いな)

ザ・フレッシュフォーの皆様→
温水洋一さん、大堀こういちさん、緋田康人さん、村松利史さん、

追っかけ→ マナ・カナ両名、

パパラッチ→ 片桐仁さん、
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その他にもケンコバとか佐藤二郎さんとか山崎一さんとか濃ゆいです(笑)

それにしてもラーメンズ片桐さんってあの格好が似合い過ぎマスネ!






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