我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

とと姉ちゃんは深かった

2016-09-30 21:55:57 | そしてその母紗夢猫である

朝ドラのとと姉ちゃんは、明日が最終回ですね。

暮らしの手帖がモデルのこの物語、「深い」と思いました。

最初に、深いと感じたのは、花山さんが焼夷弾について語ったシーンでした。

「爆弾は怖いが焼夷弾は恐るるに足らず」と宣伝したせいで、多くの犠牲者を出してしまった。

焼夷弾も爆弾だ
怖いと教えられ、始めから逃げていれば、
助かったものを…

間違った情報、扇動…
その言葉を書いたのは自分だ

これって、目に見える爆弾と、空気の中に混じってしまった見えない放射能の違いはありますが、フクイチのときに、枝野さんが「いますぐに影響はありません」というてたのと一緒ですね。

最近ではフクイチのことはTVニュースで耳にすることはあまりありません。

報道されないから、もう大丈夫と思っておられる方も多いのではと思います。

私は大丈夫とは思っていませんので、今も食べるものには気をつけています。
雨の日は、濡れないように気をつけています。
1年を通じて、外から帰ってきたら、手洗い、うがいはかかしていません(フクイチ以前はしていませんでした)

さて、とと姉ちゃんに戻り、商品試験では、安くて売れればよかろうから、消費者の立場にたった商品を作ろうという企業が気づいていくまでの中でのイヤガラセ。
あの赤羽の社長と社員 ほんま「イヤなヤツ」が上手でした。新聞記者も公開試験でやっと気がついたようですが、それまでは嫌なヤツでした。

真実の報道への妨害は今はなくなっているのでしょうか?

ニュースキャスターさんが降ろされるようなことは今でもありますね。

これはスポンサーということもあるのでしょうね。

暮しの手帖は今でも、広告なしで本を作っておられます。

物語の中でも、広告を載せれば、自由にモノが言えなくなると花山さんが言うておられましたね。

これも実際にある話ですね。

新聞やTVは(NHKでも)果たして真実の報道がされているのか?
何でも丸呑みに信じ込まないことが大事だと私は思います。

そして、戦時中の暮らしについて読者の方から記事を募集する文章で、花山さんが書いた「戦争をしない世の中にしていくために。もう二度とだまされないように。」というコトバが心に沁みました。

私たちは、日々広告や報道に踊らされ、騙されています。

原発もしかりです。憲法が改正されても戦争は本当に避けられるのか?
食品のCMで美味しそうと思い、健康に良いとされたら飛びつきたくなります。

日本は海外ではすでにNGとなっているところが多い、トランス脂肪酸は、まだまだ平気で使われていますし、あらゆる食品に添加物もタップリですが、TVCMで人気のあるタレントさんが宣伝していたら「大丈夫」と思ってしまうのが日本人の気質なんでしょうか?

食品を売り病気を作り、薬を売る みたいな図式ができているんじゃないでしょうか・・・。

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物  安部司著(2005/10/1)

廃棄寸前のクズ肉も30種類の「白い粉」でミートボールに甦る。コーヒーフレッシュの中身は水と油と「添加物」だけ。「殺菌剤」のプールで何度も消毒されるパックサラダ。虫をつぶして染めるハムや健康飲料・・・・・・。
食品添加物の世界には、消費者には見えない、知らされていない「影」の部分がたくさんあります。「食品製造の舞台裏」は、普通の消費者には知りようがありません。どんな添加物がどの食品にどれほど使われているか、想像することさえできないのが現状です。
本書は、そんな「食品の裏側」を、食品添加物の元トップセールスマンが明した日本ではじめての本です。いま自分の口に入る食品はどうできているのか。添加物の「毒性よりも怖いもの」とは何か。安さ、便利さの代わりに、私たちは何を失っているのか。
本書は、それらを考える最良の1冊になっています。(アマゾンさんより拝借)

食品の裏側2 実態編: やっぱり大好き食品添加物も出ています(2014/3/28)

とと姉ちゃんは、過去の物語でなく、私たちの日々の暮らしに今でも「あるある」を再確認させてくれたように思いました。朝ドラにしては深い!

ではまた
読んでいただいてありがとうございました。

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