Sing Listen Travel 〜歌って、聴いて、旅をして〜

リタイアしてから鬱憤を晴らすようにできなかったことをやってきた。でもマンネリ化してる。まだやり残してることをやろう。

東京ユベントスフィルハーモニー定演リハーサル

2019-12-15 22:16:00 | My choir
東京ユベントスフィルハーモニー・第20回記念定期演奏会で第九とブルックナーのテ・デウムを歌うことにしたので、昨日が川崎国際交流センターでのオケ合わせ、今日が合唱板橋区大谷口地域センターで合唱だけのリハーサル。
本番が1月5日と迫ってるので来週の土日も同じパターン。

昨日初めてご一緒した東京ユベントスフィルハーモニーは100人はいる大編成で、20代、30代の若い演奏家が大勢いて少しびっくり。
もともとが慶應の高校生・大学生を中心に10年前に結成され、数年前に門戸を広げたという経緯から若手が中心なのでしょう。
指揮者の坂入健司郎さんはこのオケの他に、川崎室内管弦楽団の音楽監督でもある。

初オケ合わせでの印象は、とにかく熱いオケ、だなぁって。
やはり若さなんだろうね。
もっと演奏したい、もっともっと弾きたい、っていう情熱やエネルギーが溢れていて。
特に第九の最後のところ、炎のような演奏は衝撃的だった。

技術的には未熟なところがもちろん多々あるけれど、そんなこと吹き飛ばすような情熱的な演奏で。
第2次大戦が終わって間もないベルリンで行われた第九の演奏会に人々が熱狂したドキュメンタリーを思い出した。
疲弊した楽器、音楽家、ホールでの演奏は技術的にみれば、最高の演奏ではなかっただろうが。
でも終戦直後の人々の魂を激しく揺さぶったのだ。
そのことは音楽の本質を物語っている。
やや大袈裟だが、そんなことを思った東京ユベントスフィルハーモニーとのオケ合わせでした。

今回の参加のきっかけは、10月に早稲オケ、グリー、早混が中心になってやったオール早稲田の第九演奏会で誘われたのと、合唱指導が早混出身の柳嶋耕太さんとグリー出身の佐藤拓さんだったから。
でも歌ってみたかったブルックナーのテ・デウムも素晴らしい作品で。
良い演奏会にしたい。






























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