似合う色

洋服をあまり持っていない。持っていてもほとんどが似たり寄ったりな色の物しか持っていない。黒、紺、灰の基本色にたまに差し色で紫系とか青系の物が混じる。


昔は茶系の服も持っていたけれど、余り垢抜けてない私が着るともさっとした印象だし、服を合わせるのが難しく気付いたら茶系は買わなくなってしまった。


若い時、お正月バーゲンに行って、いつもなら絶対買わないくすんだピンクのコートが何故か気になって、たまには普段着ないよいうな色もいいのではないかと勢いで買ってしまった事がある。少しは着たがどうも似合わない。自分には馴染まないというか。デザインもちょっと流行のものだったので直ぐに着なくなってしまった。



それから色はあまりあちこち買わず、いつも買わないような色の時はなるべく安いものを買い失敗しても諦めがつくようにして買うことにしている。質の良いもの、高いものほど定番色で。そうすれば長く使うことが出来る。



今一緒に仕事をしている20代の子が、スモーキーな色というかくすんだ薄い色を好んで着ていて、彼女の風貌に良く似合う。年齢もあるが私が着たらぼやっとしてしまい余計老けて見えるだろうなあと思う。彼女のセンスもあるのだろう。


他の人が着ていると素敵だなあと思うが、やはり似合う似合わないはあると思う。自分が合っているなあと思う服を着た時は気分も良いし。


もうちょっとセンス良くなりたいけどね。