高貴さと偉さのあいだに・・・

四月からうちの係のとりまとめ補佐役になったＵ田さんは、近年稀に見るダンディな人で、40代後半にも係わらず、爽やかで紳士的、オヤジ特有のイヤラシサやギラギラ感が全くと言っていいほどない。

先週の暑気払いの会場となった銀座のタイタニックもどきの某ビアガーデンにて、「ようこそ。いらっしゃいませ～」と出迎えてくれたＵ田さんが一瞬、タキシードを着ているように見えてしまった。（実際はスラックスにノーネクタイのクール・ビズスタイルでしたが・・・）
まるで高級ホテルの支配人だよ～
Ｕ田さんのジェントルマンな雰囲気や爽やかさは女子の憧れとなっており、タコ部屋所属の私にとって、唯一自慢できる人であったりする。
前の部署の上司たちには、「Ｕ田さんが上司になって君も安泰だね！幸運なことだよ。」とよく言われている。

今日、そんなうちのタコ部屋に突如局長がやってきた。
神出鬼没な局長の対応をしているＵ田さんのスマートな対応にすっかり見惚れてしまってました
このやりとりはまるで、高級ホテルでの支配人と客人といったところか！？
厭味のないＵ田さんの対応は、技術的なものをもはや越えていて、人柄から滲み出てくる品格すら漂っていた。
そして、局長が去った後、隣のサトパパが小声で（今の局長？）と聞いてきた。
惚れ惚れしてしまった私は、ついつい「Ｕ田さん、めっちゃ、エレガントやわ～」と言ってしまった・・・・
そんな私のつぶやきに、サトパパは大爆笑しておりました
そして「面白いこと言うね。」とニヤリ