かみかみの徒然草

たっぷりの笑いにちょっぴりの涙と怒りをスパイスに、毎日を心豊かに生きよう~

B型トリオのこれから

2006-01-28 13:41:59 | 友達
ボス・Sちゃん・私の共通点と言えば、三人揃ってB型ということ・・・・
が、抱えてる悩みも一緒だったりする。実は・・・・
私たち三人が今直面している悩み(というより、目標!?)とは、転職のことである。
私は三年ポッキリの契約社員、ボスも契約社員、Sちゃんは正規雇用であるが保育園で調理師という位置づけ故管理栄養士の資格を活かしきれていない・・・

そんなわけで、三人揃うと「そろそろ受験しようかな~」というのが口癖だったりするわけですが、その頃はまだ若いから時間があるわーと思ったのか、金欠なのか、忙しいのか、具体的に行動には移しておりませんでした。
ですが、20代折り返し地点にさしかかろうとしている今、そんな悠長なことを言ってられず、いよいよ三者本気モードに突入。
年明けて、本格的に予備校探しが始まったわけです。

ボスは暮れあたりに予備校の入学手続きを済ませたらしく、今は仕事を辞めて、平日毎日のように通ってます。
残る私とSちゃんは、この前の同期会で刺激を受けていよいよ本気モードを発揮!
ですが、仕事しながら勉強となると、色々問題点が多く、思った以上に難航しました。
ひょんなことから頂いたパール展のチケットを消化するため、先週、同期会の前、雪まみれになりながらSちゃんとパール展に行ってきて、その後駅中のラーメン屋でしばし休憩、予備校探しのことで話題になりました。
保育園勤めのSちゃんは、隔週で土曜勤務が入ったり行事が入ったりと、なかなか思うように通えないとのこと。
一方、私はと言えば、平日は残業がイレギュラーで入るので夜間は通えず、土日は確実に休みなものの、下手すれば一週間休みなしという環境は考えただけで辛いなど、色々と悩みが尽きませんでした。

そんなこんなで、色々悩んだモノの、最終的にはSちゃんは通信で、私は土壇場で条件の揃った予備校を見つけ、ひとまず落ち着いたところです。
それにしても、ボスの話に刺激を受けてすぐに行動に移したところが私もSちゃんも同時だったのが笑えました。
しかもこの一週間でひとまず落ち着いたあたりもスゴイ・・・・
やはり、同じ目標に向けて頑張る友人の存在って大事だなーと思いました。

私は二月から通い始めるので、これからボチボチ忙しくなります。担当の方にも授業出席→復習はしっかりして下さいと言われたので、それをしっかり守りたいのでブログの更新は週2・3日くらいになります。
ですが、まだそんなに忙しい時期ではないので、当分ブログは続けます。

所管の違いに見る学習塾の経営姿勢

2006-01-28 01:04:55 | 巷のこと
三年後の転職に向けて、予備校探しに動き回った一週間でした。(と言っても公務員試験だけどね・・・・)
そして、文部科学省所管の教育機関としての学校法人と、経済産業省所管のサービス業としての学習塾の差をつくづく実感した一週間でもありました。(T校ははたして経済産業省の所管になっているのかは不明ですが・・・)
仕事しながら通える予備校ってなると、限られてくるのが悲しいところ
夜間コースだと、急な残業が入るなど、予測つかないことが多いし、
土日コースは、確実に行けるものの、スケジュールがおのずとタイトになってきて体力面では非常に心配・・・・

最初、T校(電車のシール広告で有名!)に入学するつもりでいたのですが、スケジュールのタイトさが気になって、ちょっと迷ってました。
話を聞いてみたら少しは行く気になるかもしれないと思ったのですが、少人数制の予備校と言う割に妙に無機質な感じが引っかかりました。
スケジュール等で両立出来るかどうかの不安を訴えたものの、「出来ることなら夜間をおススメします。土日はちょっと・・・」の一点張り。
ていうか、時期によって連日残業の日もあるから夜間で決めるのは難しいっつーの!!何度言ってもバカの一つ覚えみたいに同じセリフばかり言うので、不信感が・・・
土日は一日中あるので、休みが実質なくなり、試験の前に倒れそう・・
というか平日夜間か土日かのどっちか選択しろ、というのは仕事してる身としては辛いっす!!
面接対策は何度でもやってくれると言うが、マニュアル通りのしゃべりしか出来ない、冷たい職員に相談するのはぶっちゃけ辛い・・・
それに、予備校なのに学生の気配というか熱さというのが感じられない・・
結局、その日では決められず、体験授業の予約だけして帰ってきました。
でも、ずーっと、(オマエ、コレデダイジョウブカ?)という心の声がこだましていました。
最初はスケジュール的なものだけが問題となってたのですが、相談のしやすさというのもかなり問題になってきました。
いても経ってもいられず、インターネットで公務員関係のポータルサイトで再度検索。その結果出てきたのがC校。
そっちは元々、ノーマークだったのですが、ダメもとでアクセスしてみたら、
柔軟なスケジューリング(生徒の都合に合わせて授業日程を担当者が決めてくれる!!)・サポートの充実さ(+安さ)が私の中でヒットしました。
ライブ授業で柔軟なスケジュールが出来るのがあまりにも虫が良すぎるものの、今まで見てきた中では柔軟な対応が出来る点が気になったので、早速メールをしてみたら、丁寧な返信が返ってきて、いわゆる塾や予備校の持つイヤラシサがあまり感じられませんでした。
(ソウソウ、コレダヨ)
メールでも、担当者の誠実さは感じられたものの、実際に話を聞いてみようと思い、出向いたら思った通りで、何かあったときも相談しやすい感じがとてもよかったです。(結局のところ、C校に決定)
今週まわったT校とC校はどちらも株式会社ですが、T校は広告会社が母体??(あくまで推測・・だが、広告会社が母体となると、あの大量の電車広告や新聞広告戦略も納得出来たりする。入口入った時、右と左に分かれていたので多分関連性はあると思われる)、C校は学校法人として認可を受けている専修学校が母体。そして、それがミソだったりします。

暮れに起きた京都の学習塾での殺人事件では、学習塾が所属している業界団体が経済産業省の所管のため、「子供にとって安全な環境づくり」に今力を注いでいる文部科学省の目が行き届かない点について、確か毎日新聞の記事にありました。
どうして、学習塾が文科省ではなく経産省の所管なのか?それは、学習塾が学校法人としての認可を受けていないからです。
学校法人として認可を受けるには、文科省の定める「設置基準」なるものをクリアせねばならないからです。
ちなみに、大学受験予備校として有名な河合塾や駿台は学校法人として専修学校の認可が下りています。(→こちらを参照のこと)
ですが、大体の学習塾はサービス業としての株式会社の形式をとっているところが殆どだと思います。
いかにして結果を残すか・利益を残すか、という「会社の利益を上げる」ことにやや重心が掛かりすぎていたように思います。

やはり、予備校等が学校法人として認可されていることにはそれなりの意義があると思います。
(予備校であっても、校内の安全は必ずしも保証されるわけではないが・・)
専修学校の設置基準の第一章 総則の第一条3においてとても重要なことが記載されています。以下は専修学校設置基準より引用(→http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/senshuu/04062901.htmの「ダウンロード・印刷用」より)

「専修学校は、この省令で定める設置基準より低下した状態にならないようにすることはもとより、広く社会の要請に応じ、専修学校の目的を達成するために多様な分野にわたり組織的な教育を行うことをその使命とすることにかんがみ、常にその教育水準の維持向上に努めなければならない。」

社会に貢献すること・必要十分な教育を施すことに重きを置いている学校法人格を持つ専修学校の最重要課題となると、自ずと、経営も利益を重視しつつも、生徒個々の教育も重要になってくる。
C校は、母体が専修学校というだけあり、設置基準にあるような趣旨はしっかりと踏襲されてるように感じました。
C校はどうも、知る人ぞ知る予備校みたいです。
良心的な授業料で、きめ細かな対応が出来るのは、極力広告費を削っているからでしょう。
C校の担当の方も前職、ぶっちゃけ某大手公務員予備校だったらしく、受験生の顔が見えない、美辞麗句を並び立てるわりにぶっちゃけ利益重視のやり方には納得が行かなかったとおっしゃっていました。
T校になんとなく納得が行かず、学校法人母体のところを中心に探しなおしてホント良かったです。
それなりのお金を払うわけだから、やはり、講師や職員さんとの信頼関係が結べるかどうかは重要な要素です。

分野はどうであれ、何かしら資格を取ろうと思い、予備校や塾を探されている方。
世の中には美辞麗句で飾り立て、実際は単なるお金儲けをチラつかせているところもあるので要注意です。
(T校に関しては、カリキュラムは画期的なので超大手よりは幾分良心的かも・・・今回は、相性が良くなかっただけで決してT校が悪いわけではないので、悪しからず・・・)
迷ってしまったら、経営母体が「学校法人」かどうか?というのも判断材料として有効かと思われます。多分・・・・