1945(昭和20)年3月10日の東京大空襲から65年を迎えるのを前に8日、東京都の墨田区役所1階に折り鶴で描かれた「平和のオブジェ」が登場した。
【写真特集】当時の貴重な写真でみる空襲被害のすさまじさ
今年のテーマは「平和と自然を守る鐘」で、白いハトが平和の鐘を鳴らしながら世界へ羽ばたいていく様子をデザインした。
同区は大空襲で甚大な被害を受けた地域で、92年から毎年平和祈念として壁画を展示している。壁画は高さ約13メートル、幅約7.5メートル。先月22日からボランティアらが区内外から集まった約13万羽の折り鶴を使い制作した。
10日正午からは完成披露式とともに平和祈念コンサートが開かれる。【内藤絵美】
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