八ヶ岳山麓の暮らし

標高およそ1,200mの八ヶ岳山麓で、見たり聞いたり経験したことを気ままに書いています。

野鳥たちの水場

2017-09-01 06:55:08 | 日記
 数年前にデッキ脇のカンボクの木の横に、春から秋にかけての野鳥の水場を作った。植木鉢の受け皿を利用した簡単な水場だが、訪れる野鳥たちは水飲みや水浴びによく利用している。直径23cm、深さ4cmほどの水場に回数多く来るのは、冬期のヒマワリの餌台に来るシジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、ヒガラなどシジュウカラ科の小鳥たちである。彼等は冬でも、屋根の雪融け水が溜まっている雨樋でよく水浴びをしているので、もともと水浴びが好きな鳥たちではないかと思われる。

 またこの科の鳥たちは餌場などを巡回する性質を持っているが、この水場もその巡回コースに入ったらしく日に何度もやって来る。1羽ずつこの水場に入り羽を何度か振るわせる行水のような水浴びで、終わるとカンボクの枝で身づくろいをして飛び去って行く。1羽が水浴びしている間は、次の1羽がカンボクの枝で待つというように、ヒマワリの種を食べに来る時と同様に行儀が良い。

 同じシジュウカラ科でもエナガは様子が違っていて、多い時は4~5一緒に水浴びしている。まるで子供同士が、嬉々として遊んでいる表現がピッタリだ。メジロもこの水場にやって来て、時には何羽も一緒に水浴びをしている。シジュウカラ科の鳥たちと混浴することもあり、種は違えども互いに争わない間柄のようだ。ところがカワラヒワの場合、餌台にヒマワリの種を食べに来る時と同様、シジュウカラ科の鳥を寄せ付けない性向は水場でも同じだ。

 その後の観察で、クロツグミ、アカゲラ、ヒヨドリ、キビタキ、ホオジロも訪れているのを知った。キビタキやクロツグミそしてホオジロは、ほかの鳥がいない間を見計らうようにやって来て、気持ち良さそうに何度も水浴びして去って行く。ふだん騒々しいヒヨドリが、水場では黙々と水浴びしているのは意外だった。またアカゲラは、木に取り付いた時と同様“キョ”“キョ”と鳴きながら水浴びする。どちらも体が大きいので、撒き散らす水の量も多く去った後の水の補給が必要だ。

 この水場には、アシナガバチやスズメバチやチョウも水を飲みに来ている。スズメバチがやって来ると、体の小さい小鳥たちは避けるように飛び去っていく。水の補給や汚れた時の掃除などは必要だが、水場は訪問者たちの行動や習性を身近に知ることができる。そして初めての来訪者との出会いも、また楽しみというものだ。
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