「ヤング≒アダルト」

↑この写真。

もうパリス・ヒルトンの１０年後位にしか見えないでしょ。
っていうダメっぽさが明らかに狙いの今作。

南アフリカの星、シャーリーズ・セロンが突っ走る突っ走る。

過去の素敵な思い出、
・・と大事にしているが実際には彼女が何度も反芻しているうちに捏造したっぽい。
過去の素敵な思い出にしがみつき、
同世代のほとんどがそういうものから卒業して地道に暮らしているというのに
彼女だけは、いまだに夢よもう一度・・・と信じている。
というか、もう一度、じゃなくて、彼女だけは継続中なのだ。

始末が悪いな～と苦笑してはいるが
アラフォー世代の女たち、少しは身に覚えがありそうだ。

彼女は極端だけど
やっぱり若いころからの勘違いを少し引きずっている人の方が
ちょっと人生楽しいかも。

彼女の行動をバカだなと思いつつも
じゃあ、彼女以外の女たちがそんなに素晴らしいのか？とも思う。

なんて、結論に彼女も行きついて
勘違いはまだまだ続きそう・・・なんていうラストがこの作品の魅力。

きっと今回の修羅場というか惨事も、
彼女は捏造を加えつつ、素敵な過去にしてしまいそう。
やっぱりパワフル。