2009年豊浜鯛祭りも、開催まで1週間を切りました
そこで、わたしが個人的に思っている観光客の皆さんに
鯛祭り見る時に注意して欲しい事を挙げてみたいと思います
・太鼓打ちは止まらない
太鼓打ちと呼ばれる着物を着た少年と
その前を笛を吹きながら歩く青年&少年少女の集団
この集団を地元では「太鼓打ち」と呼んでいます
この集団は笛のお囃子に合わせて、街中をねり歩くわけですが
一旦、笛が鳴り始め、その歩みを始めると、笛の節が終わるまで
その歩みを止めることはありません。
観光客の方々が
「こっちは車だから、向こうが止まるだろう」と思わないで下さい。
彼らは止まりません
ですので、太鼓打ちの警備をする消防団が
彼らの前のスペースを十分確保するのは、そのためです
・鯛は右に曲がれない
鯛祭りの鯛は、縁起を担いで、右には曲がりません
ではどうやって、右方向にいくのか?
鯛が右に曲がる時は、頭を左に振り
その場で360度回転させて、右方向に向きを変えます
ですので、「右に行くから左側は安全だ」とは思わないで下さい
左側こそ十分、注意して下さい
・鯛は尻尾に注意
鯛は豊浜内の交差点で、勢いよく回転させる事があります
鯛はその構造上、中心より頭よりのところに回転軸をつくり回転します
ですので、もし、目の前を鯛の頭が通り過ぎていったら
その方には確実に鯛の尻尾が直撃します
警備にあたっている消防団が
「そこ下がってェ~」と言ったら絶対にその指示に従って下さい
・消防団には絶対服従
この豊浜の鯛祭りは地元消防団が「自主警備」と言うかたちで
警察のチカラを借りず、自分達のチカラでお祭りの安全を守っています
また、彼らはあの猛暑の中。ボランティアで
警備を担当してくれています
彼らは「この鯛は今からこう動くから、ここが危ない」と言うのを
1番良く知っています
ですので、彼らが「そこ下がってェ~」と言ったら絶対に。
その指示には従って下さい。
特に気をつけて頂きたいのが、
カメラを構えて、ファインダーを覗いている方々
ファインダーを覗いていると、ファインダー越しの空間しかなく
周りがまったく見えていません。
そしてシャッターチャンスを得ようと、なかなか退いてくれません。
とても危険でし、お祭り全体の運営にも影響が出てくる事があります
元・豊浜消防団分団長会長の私も何度か経験がありますが
何度も言って、退いてくれない方には、容赦なく
「邪魔だぁ!どけェ~~」と怒鳴り、無理やり引っ張って
その場所を退かせます
それだけ危険ですし、お互い「痛い目」にはあいたくありませんよね?
消防団から何か指示があった場合は、絶対にその指示には従って下さい
以上が私の考える、鯛祭りで気を付けて欲しい事です
お祭りですから、みんなが笑って、鯛祭りを楽しみましょう