みっちゃんがやります

私と娘と、ちょっぴり旦那。

ご冥福をお祈りいたします

2008年11月04日 | Weblog
先日まるは食堂旅館の創業者である、相川うめさんが
お亡くなりになられて、本日お別れ会が行われ
ご焼香をあげさせて頂きたく、参列してまいりました。

入り口のところで、式の次第が配られ
その中に相川うめさんの詩と言うか、思いの込められた言葉が
書かれていました。

タイトルは『感謝感謝感謝で日が暮れる』

その中の一節にこんな言葉がありました。
「ロウソクはわが身を削ってまわりを照らす」
相川うめさんが幼い頃、お母さんから教わった大切な言葉だそうです。


この言葉を目にして、私はこの言葉こそ
うめさんの商売の原点であり、私も決して忘れてはいけない
商売の根源のような気がしました。
自分自身が時間や労力を惜しまず、一生懸命に働く
誰のためでもない、ただ唯一、お客様に喜んで頂くために
そしてお客様に感謝する



なにかと結果を求められ、効率化を目指す『ビジネス』ではなく
手間と時間を惜しまず、目の前にいるお客さんに喜んでもらう『商売』
ビジネス=商売ではないんです。
ある人に言われた事があります
「商売(しょうばい)は笑売(しょうばい)だ」


私も笑売をしなくてはいけないんです。
ウチの商品を買って頂いたお客様に笑っていただけるように
何度もウチの商品を買って頂くように
手間と時間を惜しまず、一生懸命に、感謝の心を忘れずに


お別れ会では、遺影の前で手を合わせご焼香をしたホンの短い時間でしたが
その短い時間の間に、とてつもなく大きなモノを頂いたと思っています。


偉大な創業者でながら商売人であった、相川うめさん            
心よりご冥福をお祈り致します。     合掌