原理は2つ以上は間違い

重力場の存在は加速度系の絶対性を否定した

人類が知るべきでない理論か

2007-05-19 20:43:09 | 自然科学
相対論のてがかり
相対論は詰まるところどんなことを述べているのでしょうか。それは、「この空間に対して動いたとか止まっているとかが決まらない。相手があり、その相手に対してのみ近くなったとか、遠ざかるとかが云える。どちらが動いたかは決められない。誰も基準点にはなれない。」というものです。このことを軸足にして物理学全体をリフォ-ムしたのが一般相対論です。その結果水星の近日点の移動などが説明できる理論が生まれたのです。以前ロケットの中にバネ秤をいれて錘をつけ、ロケットのエンジンに点火すれば、バネばかりの針が動くので空間にたいしてロケット単独で空間に対する運動が確認できるようだが、重力場の存在がそれを許さないことをお話しました。このように重力場の存在が加速度系の独立性を完全に否定したのです。重力場こそ一般相対性理論の必要十分条件なのです。