鎌倉時代は戦が多かった
名のある武将は墓を持てるが
関東各地から集まった雑兵は
死んでもその場で野ざらしにされた
月日が経って白骨は一カ所に集められた
海からそう遠くない湿地帯だ
そのころからあたりには鬼火が出た
青白い蝋燭の炎に似た発光体だ
鬼火の正体は人間の怨念だという
人魂だと信じる人もいる
深夜そうした怪火を見たら
怪し火の正体は怨念に行きつくだろう
いっぽう春から夏にかけての湿地帯で
雨の降る生暖かい時期に注目し
人骨からリンが溶け出し
発光するのではないかという説もある
ポッポッと地上数十センチで怪火が動いたら
誰でも魂消てしまうよね
現在では湘南モノレールの駅がある場所だが
戦に明け暮れた鎌倉時代がそこにある
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