ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

オープンガーデン

2007年05月20日 | 一寸そこまで
           大井戸公園のバラ
           リビン・イージー
         パステルカラーが優しい

花は午前中の方が美しいと言うので、早めに出て、約1時間足らずで三田に着いた。オープンガーデンをめぐるコースはABCとあり。私達はAコースを選んだ。ガーデンめぐりのパスポート(300円 胸に着けるリボンが入っている)と一日乗り放題の切符(300円)を買う。駅から1時間バスに揺られて目的地に到着。

千里のニュータウンの様な高層住宅がゴロゴロしている。その間に一軒家群がある。大きなタウンである。私達のAコースは町名に植物の名前がついている。ゆったりと美しい町である。不思議に思ったのは露地を入ると車庫があるが大通りに面した家には車庫が無い作りになっている。これはどんな意味があるのだろうか?

三田も開けて数十年、住んでいる方も老齢化してきた地区では交通便利な都会へのユーターン現象が起きているらしい。その一番は、底冷えのする寒さだそうだ。老いの身には堪えると言う。それと私が思ったのは病院の少なさである。老齢化に病院はつきものだから。

わが町と比べると道幅広く、閑静で生活のにおいの少ない町と言う印象だった。
だからこそオープンガーデンも似合う。

半日掛かりでも5軒しか回れなかった。其の家の方がお庭に居てお話相手をしてくださるので、お話を聞いている内に長いしてしまう。乗り放題のバスで移動を繰り返すつもりが、ワンブロックだけで3時を過ぎてしまった。

夫々の家に夫々の美しさがあった。珍しい花とも出会えた。秋篠宮眞子さまのお印「モッコウバラ」パステルカラーの黄色と白にも出合った。バラと言っても3センチほどの小さいバラである事も知った。

もう少し近ければ日参したいようなガーデンばかりだった。参加していない家々も形良い前庭を持っていて、其の佇まいも好ましい。

我家で困っている「野良猫」のことを聞いてみた。やはり此処でも猫害はあるそうで、空地には棘のある枝など、ものを置いて防止策を講じておられる。

見学の中途に、「焼肉やさん」に行った。私は大喜び。今までに一度だけ経験があるだけで行く機会が無かったから。其の時は大盛りの皿であったが、今回は1人分ずつお皿に載ってきて、夫々自分で焼くのである。私は初体験。これにスープ、サラダ、キムチの漬物、御飯そして食後のコーヒがついて、「びっくりランチ三色盛り(私には良く解らないが3種類のお肉が乗っている)」と言うので980円。「焼きすぎると不味いよ」と注意を受けながら、自分の好みで焼いた。

昨日のお弁当の不満は、このランチで消えた。やはり冷たい出来合いより、単純でも暖かい食べ物が良い。

ブロックの見物を終えて、もう時間だから帰ろうとバス停に行った。一時間に一本のバスが私達が待っていた停留場が違っていたのか通過してしまった。又1時間待つわけにも行かながタクシーも居ない。自分達が何処に居るのかさえ解らない。途方に呉れていると、一人の女の人が歩いてきた。話してみるとJRで高槻に帰るという、これ幸いと後ろについて歩く。

一番近い駅「神戸電鉄ウッディタウン駅」から三田まで、其処からJRに乗った。
車中、案内人も初めてだと知る。「1人で来られるから充分に調べてこられたんですね。私達は4人ですから、誰かが調べているだろうと、他の人を当てにして迷子になったんだと思います。本当に有難うございました」

初めての所に行く時は充分予備知識を持つこと。人を当てにしないで自分で調べること。良い経験でした。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 楽しみのはずが・・・ | トップ | サラリーマン川柳(2) »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
達人のお庭拝見! (momo)
2007-05-25 12:15:07
こんにちわ。
三田オープンガーデン、とても素晴らしいお庭がたくさんありましたね。
出迎えて下さる庭主さんも、とても素敵な方ばかりでした。
この週末26日(土)に、このオープンガーデンがTVでお目見えしそうですよ。
NHK総合2ch am11:00 ぐるっと関西プラス『富山昌克の週末ガーデニング』です。
返信する
Unknown (ちっち)
2007-05-26 00:54:58
momoさん
貴方も行かれたんですね。高齢化の為に軒数は減っているそうです。お知らせ有難うございます。楽しみに見てみます。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

一寸そこまで」カテゴリの最新記事