ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

上坂冬子さん

2009年04月20日 | 新聞から
                 白いボタンが3っつ咲きました




    


今月14日 ノンフィクション作家の上坂冬子さんが亡くなりました。一度お会いしたい人のお一人でした。どこかで講演があれば聞きに行きたいとも思っておりました。

「これで愛国心を持てというのか」と題した北方領土問題を書かれた本も読みたいと思って、リストアップしてあります。北方領土なんて私が知ったのはつい最近の様な気がします。領土問題とか領海とか国民はあまり関心が無かったと思います。

自分達が選んだ議員さんが「良きに計らって」くれているから私達は考えなくてもいいんだという考えでした。だけど議員さんたちは、自分の選挙区の事は熱心でも、国全体の事に対しては無関心と言うか、放置していたんですね。

北方領土だけではなく、尖閣諸島、竹島、対馬等、中国、韓国と相手が増えて、何れでも相手国に押し捲られて、日本の外務大臣は、外務省はどうしていたのか?と国民が知る事になりました。

上坂さんは北方領土に含まれる国後島のご出身でもあるので、この問題には熱心に取り組んでおられました。只単に評論するだけではなく、身を持って行動し、自分の目で見たこと、耳で聴いたことを書いておられたようです。だからずばりとものが言えるのですね。

曽野綾子さんも私の好きな人のお一人なんですが、類は類を呼ぶといいますが、上坂さんと曽野さんは30年来の大親友だそうです。今年2月に上坂さん、曽野さん野対談集「老い楽対談」と言う本が出ていたようです。またまた読みたい本が増えました。

作家の佐藤愛子さんは「特別個人的に親しくしていたわけではないけれど、人間的に大好きだったので、対談などは断らずに喜んでお受けした。非常に正直で率直な方」と評しておられます。

Willの編集長の花田さんもやはり30年来のお付き合いで、弟のように可愛がってもらったそうです。「周囲を気遣ったりしないで思ったことをはっきりおっしゃる、さっぱりした方」といわれます。

又他の方は「上坂さんは『一刀両断』と『迷うべきこと』との区別が出来る人」と語ります。

付き合いが続く内に理解が深まって、長いお付き合いに発展していくというお人でしょうか。

もう随分テレビでお目にかかっておりませんでしたが、もしかして徹子の部屋の追悼番組でお会いできるかもしれないな~と思っております。

上坂さんのご冥福をお祈りすると共に、著書を読む事によって偲びたいと思っております。
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