「八重のベコニア」 1cm位の小さな花です (15―8―8)
今日は、お寺さんが来られる日です。毎年のことながら、この日は、何時に来
られるかは、未定です。大げさに言えば覚悟の一日です。
今日は午後からかな~と、諦めかけた12時前、お坊さんが来られました。初
めて見るお顔です。
自己紹介によりますと、愛媛の方で、お盆の時だけ、助っ人としてこられたよ
うです。「お家はお寺さんですか?」「ハイそうです」ということでしたので、
きっと次男坊以下で、実家の檀家参りには余っているのだろうと、勝手に想像
してしまいました。
お帰りの際「お車ですか?」「はい、土地不案内のため、お寺の関係の方が運
転してくださっています」と言うことでした。
お経ですけどね、いつも思うのですね、最後のほうは、一緒なのですが、そこ
に至るまでは、それぞれによって「お経の部分」が違うんです。これはどうい
うことなんでしょうね。お聞きしていいものかどうか図りかねて、聞いてはお
りません。
後は私たちがお寺に行くのが、月末です。でも9月には「お彼岸」があり、当分
はご先祖さまのご供養に日を取られます。こんなこと言うと「罰当たり」でしょ
うか?
夜はお供えのお精進です。昔はお盆中は「生物」はいけないというので、「肉
屋」「魚屋」はお休みでした。ところがどうでしょう、今はスーパーで売っていま
すし、それどころか、お参りくださった方へのおもてなしにお寿司を! とチラ
シが入っています我家のように、精進と言う家はだんだん少なくなっているの
でしょうね。
そうそう、我家でも作らなくなったのが、「おはぎ」です。早く起きて、小豆を煮
て、おはぎを作りましたが、今は作っても食べる人がいなくなりました。子供の
頃は喜んで食べてくれた息子も、そして私たちもたくさんは食べれません。昨
日、スーパーで買って来て食べましたよ。春秋のお彼岸とお盆、年に3回作っ
ていましたが、今はまったく作りません。
だんだん簡素化されて、何でも買う時代になったようです。だんだん年をとりま
すと、それもありがたい事に思えます。
(2625回)