美術館の前から通天閣を望む
「小袖」展だけに和服を着ている方がたくさん居ました
「小袖」のパンフレット 2点 2枚とも私のお気に入りの小袖
私が買った「ゆかたの絵葉書」 江戸時代の後期の作
この斬新な絵柄は今でも通用する
9日(土)天王寺美術館に「小袖」を見に行ってきました。「小袖行く?」と聞くと「小袖?」「古い着物の展覧会よ」「着物か…」気が進まないようでしたので、1人で行って来ました。
天王寺、何年振りでしょうね。JR天王寺から美術館への道はどうも胡散臭かった。連れ込みホテルはあるし、道にはカラオケの小屋もあるしで、美術を見に行くアプローチとしては最低だった。
カラオケ小屋などは強制撤去のことはテレビで見て知っていたが、ホテルを迂回して、小屋もなく、奇麗に舗装された道が続いていた。
主人の招待券が余っていたので、窓口に人が居れば、使ってもらおうと思って持参していた。丁度、父と子の親子ずれが財布を開けかけたので、買うのだな?と思ったので「もしよければこの券使いませんか?本当はこんな事したら(美術館に)叱られるのですが…」受け取ってくださった。
窓口に行くともぎりの人がなんだか不機嫌な顔、「???」と思ったら、又失敗している事に気づきました。私は23日の音楽会の為に、ヘッドホーンで歌を聴いていたのです。だから小さな声で言ったつもりが、きっと大きな声だったのだろうと思います、窓口の人に丸聞こえだったようです。お父さん無事通過できたでしょうか?
着物を着ている方が沢山グループで来ておられました。やっぱり着物は良いですね。何方も美人に見えます。私も着物は好きですが、後始末が大変なのでね~、ついつい敬遠してしまいます。勿論1人で着れますよ。
松坂屋の蒐集品だそうです。洋画家の岡田三郎助さんの有名な「あやめの浴衣」の絵に使われた浴衣もありましたよ。絵はよく見ているのですが、「アレがコレなんだ~」となんだか懐かしい気もしました。
昔の男性はおしゃれだったんですね。見えないところに心配りするおしゃれです。
小物にもこっていたりして、(2年ほど前京都に根付館と言うのが出来て、蒐集品を、年に4回ほど公開しています)今回は染物ですから煙草入れ、巾着などでしたが、それにつけるのが根付け、見に行かなければな~と思い出しました。
江戸時代が中心でしたが、花の模様で、菊、さくら、梅、朝顔などはよく見るのですが、今日は「山吹」が目立ちました。あの太田道灌のお話に出てくる「山吹の花」です。
猫が描かれている前で、女性が「猫が居る…」と言いますと、連れの男性が「コレ猫か?イタチかと思った」私も「イタチみたい」と思っていたのです。叱られるかもしれませんが図柄としてはそんなに優れているとは思えないのですが、構図とその表現力の刺しゅう、染めがすばらしいのですね。
でも日本はすばらしい文化を持っているんだと嬉しくなりました。手先の器用さ、色使いのすばらしさ、今の服装ではとても使えない組み合わせの色がすんなりと収まっています。
唯、点数が多いので疲れてしまいました。3度もソファーに身を沈めて、休憩を取りました。この美術館は所々に休憩できるスペースがあるので助かります。
年ですかね~、精神集中するとど~っと疲れます。美術館めぐりも70代がぎりぎりかな~とフッと思いました。
と言いながら、美術館内でカレーの昼食を取り、少し元気を取り戻した私は、お隣の動物園に行くことにしました。一人のときで無いと行けないと思ったからです。
何十年ぶりかで来た動物園も奇麗になっていました。大きな動物は檻ではなく回りに堀を廻らせて放し飼いになっていました。
此処の目玉のレッサーパンダを見に行ったのですが、3匹ほど見えましたが、一番近くに来てくれるのが、なんだかとても痩せて、毛も侘しく、尾っぽの先も曲がっている、被写体にはありがたくないレッサーパンダでした。
象さんはお八つを貰ったのですが、鼻で1掬いで食べられる量だったので、もっと欲しかったのでしょう、哀しげに啼いていました。
私は動物園も好きなんです。メキシコに行った時も、オユキさんに「動物園に連れて行って」と頼んだのですが「動物園は臭いから嫌!」と一蹴されました。パンダも見たかったのです。
2時間ばかりウロウロして、さて帰ろうとすると帰り道が解らない。西も東も解らないのです。「来た道を戻ればいいんだわ」と気づき、「コレ見たね」「ウン」と1人で確かめながら、出口にたどり着きました。
どんどん体力も、気力も衰えつつあるのを感じた一日でした。だからこそ行けるときに何処へでも行っておかなければ!!と懲りない私です。
天王寺動物園
大きな動物は柵やガラス張りの中ではなく 堀を隔てたて放し飼いになっています
この虎なんだか猛々しさが無い 今の阪神タイガースみたい?
キリンとエミュー仲良くお散歩
「小袖」展だけに和服を着ている方がたくさん居ました
「小袖」のパンフレット 2点 2枚とも私のお気に入りの小袖
私が買った「ゆかたの絵葉書」 江戸時代の後期の作
この斬新な絵柄は今でも通用する
9日(土)天王寺美術館に「小袖」を見に行ってきました。「小袖行く?」と聞くと「小袖?」「古い着物の展覧会よ」「着物か…」気が進まないようでしたので、1人で行って来ました。
天王寺、何年振りでしょうね。JR天王寺から美術館への道はどうも胡散臭かった。連れ込みホテルはあるし、道にはカラオケの小屋もあるしで、美術を見に行くアプローチとしては最低だった。
カラオケ小屋などは強制撤去のことはテレビで見て知っていたが、ホテルを迂回して、小屋もなく、奇麗に舗装された道が続いていた。
主人の招待券が余っていたので、窓口に人が居れば、使ってもらおうと思って持参していた。丁度、父と子の親子ずれが財布を開けかけたので、買うのだな?と思ったので「もしよければこの券使いませんか?本当はこんな事したら(美術館に)叱られるのですが…」受け取ってくださった。
窓口に行くともぎりの人がなんだか不機嫌な顔、「???」と思ったら、又失敗している事に気づきました。私は23日の音楽会の為に、ヘッドホーンで歌を聴いていたのです。だから小さな声で言ったつもりが、きっと大きな声だったのだろうと思います、窓口の人に丸聞こえだったようです。お父さん無事通過できたでしょうか?
着物を着ている方が沢山グループで来ておられました。やっぱり着物は良いですね。何方も美人に見えます。私も着物は好きですが、後始末が大変なのでね~、ついつい敬遠してしまいます。勿論1人で着れますよ。
松坂屋の蒐集品だそうです。洋画家の岡田三郎助さんの有名な「あやめの浴衣」の絵に使われた浴衣もありましたよ。絵はよく見ているのですが、「アレがコレなんだ~」となんだか懐かしい気もしました。
昔の男性はおしゃれだったんですね。見えないところに心配りするおしゃれです。
小物にもこっていたりして、(2年ほど前京都に根付館と言うのが出来て、蒐集品を、年に4回ほど公開しています)今回は染物ですから煙草入れ、巾着などでしたが、それにつけるのが根付け、見に行かなければな~と思い出しました。
江戸時代が中心でしたが、花の模様で、菊、さくら、梅、朝顔などはよく見るのですが、今日は「山吹」が目立ちました。あの太田道灌のお話に出てくる「山吹の花」です。
猫が描かれている前で、女性が「猫が居る…」と言いますと、連れの男性が「コレ猫か?イタチかと思った」私も「イタチみたい」と思っていたのです。叱られるかもしれませんが図柄としてはそんなに優れているとは思えないのですが、構図とその表現力の刺しゅう、染めがすばらしいのですね。
でも日本はすばらしい文化を持っているんだと嬉しくなりました。手先の器用さ、色使いのすばらしさ、今の服装ではとても使えない組み合わせの色がすんなりと収まっています。
唯、点数が多いので疲れてしまいました。3度もソファーに身を沈めて、休憩を取りました。この美術館は所々に休憩できるスペースがあるので助かります。
年ですかね~、精神集中するとど~っと疲れます。美術館めぐりも70代がぎりぎりかな~とフッと思いました。
と言いながら、美術館内でカレーの昼食を取り、少し元気を取り戻した私は、お隣の動物園に行くことにしました。一人のときで無いと行けないと思ったからです。
何十年ぶりかで来た動物園も奇麗になっていました。大きな動物は檻ではなく回りに堀を廻らせて放し飼いになっていました。
此処の目玉のレッサーパンダを見に行ったのですが、3匹ほど見えましたが、一番近くに来てくれるのが、なんだかとても痩せて、毛も侘しく、尾っぽの先も曲がっている、被写体にはありがたくないレッサーパンダでした。
象さんはお八つを貰ったのですが、鼻で1掬いで食べられる量だったので、もっと欲しかったのでしょう、哀しげに啼いていました。
私は動物園も好きなんです。メキシコに行った時も、オユキさんに「動物園に連れて行って」と頼んだのですが「動物園は臭いから嫌!」と一蹴されました。パンダも見たかったのです。
2時間ばかりウロウロして、さて帰ろうとすると帰り道が解らない。西も東も解らないのです。「来た道を戻ればいいんだわ」と気づき、「コレ見たね」「ウン」と1人で確かめながら、出口にたどり着きました。
どんどん体力も、気力も衰えつつあるのを感じた一日でした。だからこそ行けるときに何処へでも行っておかなければ!!と懲りない私です。
天王寺動物園
大きな動物は柵やガラス張りの中ではなく 堀を隔てたて放し飼いになっています
この虎なんだか猛々しさが無い 今の阪神タイガースみたい?
キリンとエミュー仲良くお散歩