「詩がたり」って始めて聞く言葉でした。上の詩
は里みちこさんの詩ですが、今日の中心の詩はもっと長いものでした
が、書いたつもりが控えていませんでした。
・ 詩がたりとは其の文字を読むのではなくて、その時心に浮かんだ
事を語ること。
・ 1つの漢字を分解して読むと、また変わった事を感じるのです。
・ 石のメッセージに耳を傾けていますと頼もしい人を思い出された
といいます。
日本人=夏目漱石
ドイツ人=アインシュタイン ドイツ語でシュタインは石だそ
うです。お二人とも「石」がついている。
下の小さなコサージュは、出席者に配られたものです。
100年以前のものという古民家で行われたのですが、手入れがよく行
き届いていました。だから危なげなく座っておれましたよ。実際に生活
するには不便だと思いますが、生活は隣に立てられた洋館での生活だ
そうです。
私はとても懐かしさを感じました。私の家は商家ですが、親戚にこんな
お屋敷がありました。おばあちゃんが生きておられるころまでは(昭和
30年頃まで)時々行っておりました。
「広い土間」では年末に、親戚中が集まって、「餅つき」をしていました。
「上がりかまち= 広縁」の障子は取り払って女達が餅を丸めていまし
たし、子供たちも、ゆがんでいますが、丸めさせてもらったりしていまし
た。
最後の一臼でしょうか、つきたてのお餅を食べさせてもらいました。私
は搗き手のおじいちゃんの引っ付き虫で行っていましたよ。
其のおじいちゃんの「羽織袴」胸にもらった勲章3つ、誇らしげに写っ
た写真は、この庄屋でもあったお屋敷の前栽=庭先でした。
いっぺんにに77年程を戻って、懐かしい一日でした。