ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

ミホ ミュージアム

2015年08月25日 | 一寸そこまで





8月22日(土) 「現代の桃源郷」と言われるミュージアム一度は行きたいと思
っていた、滋賀県甲賀町の山の中にある「ミホミュージアム」に行ってきました。
本当に何年前から憧れていたか? というより、諦めていましたが、大好きな
「若冲」の展示があるというので、「是非」と思ったのです。

JRの駅まではいいとしても、そこから50分のバスが一時間に1本しかないと
いう不便な所なのです。

先日「佐川美術館」に乗せてもらっていったのに、味を占めて、息子に頼んでお
いたのです。お盆休みは道中が込むだろうから、避けました。



「ミホミュージアム」の案内板を目にするまで、2時間近くかかったでしょうか。
行くまでに、なんぼも駐車場がありました。建物らしいものはなく、もっと先だと
思い通過、やっと建物が見えました。

大きな駐車場があるのですが、そのず~っと端が2~3ヵ所空いているだけでし
た。そこから建物に戻り、チケットを買いました。

ここから徒歩7分、小さな山のあちらに美術館はあります。ここから、リムジンバ
ス(13人乗り)が出ていますが、長蛇の列ですし、トンネルを抜ける処からの美
術館の景色がいいと説明書に書いてありましたので、是非歩いて、其の光景を
見てみたいと思いましたので、歩くことにしました。主人は歩きたくないとい
ったのですが、2対1です、仕方なくついて歩きました。










トンネルは先が見えないようにL字方に曲がっています。角を曲がった時初め
て、つり橋のような感じのワイヤーと、其の先に美術館が見えました。感動的
でした。展覧会を見る前に「あ~、来てよかった!」と思いました。


          ↑    ロビー            ↓    食堂


また、ドアを入ると、吹き抜けになった、高い天井の幾何学模様ガラス。正面の
窓ガラスからは形のいい松?がすっきりと見えます。西宮の大谷美術館のロビ
ーを思い出しました。

歩いて、疲れたという主人のために、ティータイムを取ったお部屋もやはり同じ
つくりの屋根でした。広い面積にゆったりと置かれたテーブル、贅沢な空間でし
た。次の人が待っているのですが、それを感じさせない造りに成っていました。
「寛ぐ時はどうぞごゆっくり」というメッセージのようでした。

    



 



若冲の「寅」「象」「鯨」の本物を見れて嬉しかったです。「象と鯨」の「クリアファ
イル」をかって来ました。


食堂は、下のビルの中でしたので、今度はリムジンバス(待つことなく乗れまし
た)に乗って戻りました。ドライバーは女性でした。それがまた、ゆったり感を
もらいました。

ここは海外にも有名で、お客様が多いそうです。私の行った時は中国系の人が
2組ほどで、事前に展示物の説明を受けていました。いろんな国の言語に対応
する人を雇っているのでしょうね。

本当にビックリするほどのお客様でした。私は、きっとお客様も少なく静かな美
術館だと想像していましたが、当て外れでした。

帰りにも、続々と自動車が上ってきますし、行きに見たどの駐車場も満車でした。
「ここから美術館まで歩くのはつらいね~」と話しながら、帰って来ました。

常設館を見ていないのが心残りです。もう一度行きたい! 桜並木の美しい時に!
本当に、心うきうきの楽しい一日でした。

















コメント
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