ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

京都・南座・顔見世

2013年12月17日 | 一寸そこまで

                    平成25年・顔見世の招き



      ↓ 一番左の人物に扮したんが「市川中車」



     
              ↑     顔見世の冊子        ↓    市川中車の宣伝?


12月16日(月)京都の南座の「顔見世」に行ってきました。

歌舞伎の番組は「夜の部」がいい出し物であることはわかっているのですが、
昼間のほうが出やすいので、つい「昼の部」に行きます。しかしこの度は香川
照之さんが「市川中車」を継ぐ、「口上」が夜の部だったものですから、「夜の部」
に行きました。

母親の浜木綿子さんも好きですし、其の息子の香川さんも好きな俳優さんでし
た。彼は猿翁さんと離婚した浜さんに引き取られて育った方ですから、歌舞伎
の世界とは無関係の人でしたが、自分も結婚して、男のこの父親になってみる
と、歌舞伎役者の血が抑えられなくなったのではと思います。

息子を歌舞伎の世界に入れたいと思えば、世襲が主なこの世界、息子のため
に、自分も其の世界に飛び込もうと行動を起こされたと私は感じています。40
半ばからの修行は大変だと思います。「猿之助」の名跡は小さいときから、歌
舞伎の世界にいる従兄弟が継ぎました。

猿翁さんは昨日は「体調不良」で休演でしたが、親子とは言え、猿翁さんと中
車さんは顔がとても似ています。猿之助さんを挟んでですが、親子の口上を
楽しみにしていたのですが、其の点では残念でした。

歌舞伎といえば、大げさなしぐさが特徴だと思うのですが、其の点ではまだま
だ中車さんは普通の所作という感じを受けましたが、頭のいい彼のこと、どん
どん研究し、上達していかれることでしょう。

芸能界のほうで人気絶頂の「愛之助」さんも最後の出し物に出てはいたので
すが歌舞伎の「だんまり」の場面に出ておられたので、「セリフ」を聞くことが
出来ませんでした。



ご贔屓さんからの「お祝い」 色んな形があるのでしょうか「勘九郎」さんの襲名披露ともまた違います。 



歌舞伎独特の「大向う」ですけれどね~ぇ、「オモタカヤっ!」っていうあの
掛け声ですよ。私は「大向う」は後ろのほうかか聞こえてくるものと思ってい
ましたが、このたびは、前から聞こえてくるんですよ。後ろから、という決ま
りはないのかもしれませんが、やっぱり「後方」からのほうがいいような気が
します。

午後4時15分から9時半までの長丁場、楽しかったのですが、一寸疲れもし
ました。帰宅したのはジャスト11時でした。
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