ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

三橋貴明氏の講演会

2013年12月10日 | 一寸そこまで

               大坂城お堀端の紅葉          (13-12-7)


買い物に行くので家を出ました。お隣の玄関あたりで、小柄なおじいさんが、倒
れて、必至に、立ち上がろうとしておられました。「大丈夫ですか?お手伝いし
ましょうか?」私は腕の下に手を入れて、起こしました。「ありがとう」と杖にすが
って立ち上がりました。

私は、その人の「軽さ」に驚きました。子供を抱き起こす感覚でした。立ち上が
ったものの、すぐには歩きません。私は「ゆっくりね、ゆっくり歩いてくださいよ。
私はいきますからね」おじいさんはコックリとうなずきました。

私は思ったのです。立ち上がるという動作は、この人にとっては一人で出来な
いことです。だけど、歩くという行動は、この人は自分でしなければならないの
です。自分の体調に合わせて動かねば成らないのです。「起こし」以上の私の
手助けは余計なのだと私は思ったのです。

私は離れはしましたが、なんども後ろを振り返りました。ず~っとたたづんだま
まのおじいさん。4~5歩歩いては立ち止まり、しばしそのままでいて、また4
~5歩歩き始めるおじいさんが遠ざかるのを見送りました。



                    お話中の 三橋さん



12月7日(土) 三橋貴明氏の講演会に行ってきました。この講演があると知ら
された時から、とても楽しみにしていました。司会者の紹介に依ると、三橋さん
はまだ40代前半の方だそうです。随分しっかりしておられるのには驚きです。
そして、とてもとても早口です、人様の二倍も三倍もの量を喋られたのではな
いかと思います。

次から次へと、早く話されるので、理解し、書きとめようと必至でした。其の覚
書の一部から、箇条書きにして書きたいと思います。

・ コリヤやチャイナへの対応は一口で言えば、「無視すればいい」。むしろ
  アメリカとの付き合いを考えなくてはならない。

・ 政府の目的は「経世済民」世を治め、民を救う=国民を豊かにする政治。

・ 農産物について、「中国のネギ」を買って、使うのを忘れたことがあるが、1ヶ
  月たってもツヤツヤしていたそうです。(私は中国という字を見たとき、其の
  品物は買わないようにしているから、こんな恐ろしい「ネギ」があることは知
  らなかったが、今後益々、買わないだろうと思った)

・ 生産過程は=日本は中国で生産して→アメリカに売る。コリヤ=日本製の
  部品を買い、国内で組み立てて、外国に売る。

・ ファミリーマートは中国の要人と仲良しだから、成功している。

・ バンコクは今、東京都バンコック区といわれるくらい日本化されている。

・ ミャンマーは電力節電のためには「交通信号」を止める。信号無しで走らせ
  る自動車ほど恐ろしいもはない。

・ 教育=今「英語教育」を薦めようといっているが、日本人が、子供のときから
  「英語」を習っても、世界に通用するスピーカーは生まれにくい。まづ「国語」
  「歴史」をしっかり学びましょう。たとえ「英語」が話せても「自国の歴史」を語
  れない人は、世界で尊敬されない。

・ 防衛=日本は自国で平気を作る能力は持っているが、アメリカがそれを許
  さない。

・ アメリカでは、今刑務所が株式会社になりつつある。(是は増え続ける犯罪
  者を容認するのと同じではないか? アメリカの刑務所は、日本のそれと
  違って、とても規則が緩やかで、緩やかな生活であると聞いたことがありま
  すが…)

・ シャトウバンキングが崩壊したら、どんどん中国人が入国してくるでしょう、
  勿論、韓国人も。

・ 日本の人口減少は、そんなに大問題ではない。人口の減少は色んな国で
  起きている。いわゆる15歳~65歳までの働き盛りの人口が減っていると
  いうことで、それを解決する方法は3つある。
  1. 女性に働いてもらう(結婚して、子育てしながら働いてもらえるよう
    な、環境つくりが大切。一番身近な、両親を何故頼らず、保育所を求
    めるのか、私は不思議に思っています。)
  2. 元気な高齢者にも働いていただく。勿論、年金も差し上げつつです。
   (そうすれば、末を考えてする貯蓄も減り、お金を使えると私も思う)
  3. 一人ひとりの生産性を高める。(退職年齢を延ばせば、それだけ熟練
    の力が継続し、生産性を増す結果が得られると私は思う)

三橋さんは経済学者ですから、モット経済について話されました。しかし、三
橋さんの語りが早いため、難しい言葉は使われないので、私でも理解は出来
るのですが、書きとめようとすると、次に移っているので、書き留められなかっ
たのです。という弁解で、ここまで…。




講演を聞きに行く前に阪神百貨店で開かれていた「報道写真展」に行きました。
テレビで見たほどの感激はなかったな~。それだけ、テレビのレンズ? 器機
がいいのでしょう。


コメント
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