ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

鉄騎兵、跳んだ

2012年06月14日 | 読みました

   今年のニューフェイスの「百合」  花壇では次々と咲いています   (12-6-10)




今朝の鳥飼久美子さんの英語の番組では「由紀さおりさんと1969」について
でした。アメリカで「1969」のアルバムがヒットしました。由紀さんがピンク・マ
ルティーニの客員として、アメリカの舞台を踏み、日本語で歌ったそうです。
アメリカで有名な「パフ」を聞いたお客様が「パフは何時も聞いているけれど、
今日初めて日本語で聞いて、今までにない感動を覚えました。素晴らしかった
わ!」って言っていました。

由紀さんのような優しい声、歌い方が新鮮に映るのでしょうね。勿論抜群の歌
唱力も加勢していますけど。

私知らなかったのですが、由紀さんこの「1969」のアルバムで「岩谷時子賞」
も受賞されたんですってね。この賞は歌謡曲に貢献した人に与えられる賞だそ
うですね。岩谷さんは96歳ですがお元気で授賞式に出ておられました。

この番組は、視聴者参加番組ですから、何人かの人の作文が取り上げられま
す。その中のお一人が、動詞を過去形にして「所謂、丁寧語」にしておられて「英
語には敬語がないといわれますが、そんなことはありませんよ、色んな方法も
ありますが、動詞を過去形にすることによって、一番簡単に丁寧語に出来ます。
この方法があるという事を話す機会が与えられて嬉しいです」って投稿者に感謝
しておられました。

「動詞を過去形にする」ことによって「丁寧語になる」初めて知りました。


     鉄騎兵、跳んだ     佐々木 譲

1979年オール読物新人賞受賞作品です。

長編かと思っていましたが、案外短くて、この題名の本には後5編が組み込ま
れていました。

モトクロス・レース、オートバイレースのお話なんですね。オートバイの公式
戦と、街中での同僚の競争とか、機械の性能のこと。レースでの走り方とか、
のお話なんですよ。

読んでいる時は「なるほど…」「そういうものか」と得心いって読んでいたの
ですが、今になると、「バイクレース」の話だったな~と言うだけです。でも
考えれば、バイクやそのレースについて何も知らない私を飽きさせず、最後ま
で読ませた書き手は凄い力量なのかな~と思います。

レース中に事故死したセナ、あんなレースのお話なんだな~と思いながら読み
ました。



コメント
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