ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

憎まれ口かな?

2011年09月22日 | 気にかかる

     「珊瑚花」   台風で花が皆散ってしまいました     (11-9-19)




今朝テレビや新聞を見ると、私が「歌舞伎」を楽しんでいた時刻、都心では
台風の直撃を受けた時間と重なり、交通機関がストップして帰れない、タクシ
ーも長蛇の列、子どもを預かっている保育園も親が迎えに来れない、と大変
だったようです。

台風通過で、安心して予定通り「歌舞伎」を見に行ったのですが、同じ時刻
に帰宅さえままならぬ、大勢の人が居られて、小国日本とはいえ、ずいぶん
時間差が大きいんじゃないという思いです。

行きは最短距離で松竹座に行ったのですが、帰りにそのいり口に気づかず、
通り過ぎて、ままよ、探しに戻るくらいなら、慣れている「心斎橋」まで行ってし
まおうと歩きました。昔は老舗が軒を連ねた大人の町だった心斎橋が、すっ
かり変わってしまって、若者の町になり、私達にとって魅力の無い町になっ
てしまいました。

夜に心斎橋を歩くなんて、初めての経験です。昼間歩いても、若者の町にな
ってしまった心斎橋です。初めての経験の夜の街は、本当に若者ばっかり、
それも孫達があんなヘアーやお化粧をしたり、ファッションをしたら嫌やな~
と言う若者がいっぱいでした。お店もそんな若者に阿るようなお店ばかりです。
年寄りが歩いているのが恥ずかしい感じでした。

私が子育て時代は、とても可愛い子供服のお店もありました。何時もは神戸
のお店で買っていたのですが、たまにはそのちっちゃなお店を覗くのが楽し
みでした。いろんな世代の人の需要を満たす町でした。今の対象は若者ばか
りのようです。こうなれば「隠れ力購買力」の高齢者は行かないでしょうね。
若者向けの商品は安い、薄利多売の町になったのでしょうか、心斎橋は…。

若者といえば、思い出しました。夏の花火見物に浴衣を着ている女性が多くな
りましたが、そのこと自体はとても嬉しいのですが、浴衣は素肌に素足に着る
もので、襦袢は必要ないのですが、一時期、着ている人を見かけましたが、さ
すがに近年は襦袢を着たり、足袋をはいているのは見掛けなくなりホッとして
います。

ただ、玄人さんのように「襟を抜いている」人はいますね。襟を抜くのは玄人さ
んで一般の女性は襟はつめて着るものだと思いますよ。でもこれは一人で着
物を着れないでしょうから、着付けた親か美容師さんのせいだと思うのですが、
正しい着付けを教えて欲しいと思いますね。

今年は帯の上にオーガンジーかチュウールで華やかさを出す為にでしょうリボ
ン結びをしているのを良く見かけました。商人の売らんかな、に乗せられてい
るのだと思いますが「浴衣はすっきり着るものです」から必要ないと思います
よ。

真っ赤なマニキュアも浴衣には合っていません。付けるなら自然に近い色がい
いと思いますよ。私はマニキュアが大好きでいつも塗っていますから、人の指
も気になり、終目がいってしまいます。

着物は何方が着ても似合います。洋服のように体型にこだわりません。ただ後
始末が大変で億劫になり、私も着なくなってしまいました。

たまにしか着なくとも、正しい着方だけは、常識として覚えていて欲しいと思
います。日本の伝統文化ですから。



        「珊瑚花」     花開く直前     (11-9-17)
コメント
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