ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

魔法のはさみ

2011年08月23日 | 一寸そこまで

        「魔法のはさみ」のポスター  ↑  表     ↓   裏
     


                    壁の「ポスター」


「今森光彦の切り紙美術館」と言う副題が付いていました。私はこの会の広告
を見るまで今森さんと言う方も、きり絵も知りませんでした。切り紙といえば
寄席で喋りながらはさみを動かしている人が居るという程度の認識でした。

今森さんは1954年生まれといいますから、まだお若い方です。本業は「写真
家」だそうです。切り紙に熱中したのは小学生の時で、母親の目を盗んで大き
な裁ち物鋏を使っていたそうです。

繊細な作品を見て「色々な鋏を使うんだわね~」と話していたのですが、違い
ました。裁ちばさみだったのです。これは初めて切り紙に興味を持った小学生
の時に、お母さんの裁ちばさみで始めた経験が、やはり影響しているのでしょ
うね。

映像で見たのですが、紙を二つ折りにして、アウトラインを描き鋏で細かく切
り進みますが、大まかな時は鋏を動かしますが、細かい細工になりますと、紙
の方を動かしておられました。紙の方を動かすのは寄せの切り紙をする人と
同じですが、鋏が違うようです。

「切り紙」で調べてみましたら、「切り紙作家」というかたは沢山居られるよう
ですね。

2009年にNHK教育テレビの「趣味悠々 里山へようこそ・今森光彦のすてき
な切り紙」と言う番組で講師を勤められてから、いちやく全国のお茶の間に
「切り紙作家」として知られるようになったそうですが、私はその番組がある
ことは知っていますが、私が見ているのは熟年向けのパソコン番組ですから、
知りませんでした。

黒一色(台紙が白)のものとカラフルなものとあるのですが、どちらかといい
ますと、私はモノトーンの方が好きです。カラーの方は「ジミー・中西」さんの
絵を思い出しました。紙と絵の違いがあっても感じとしては似ていると思いま
す。

ただあまりにも数が多すぎて、疲れました。本当は、もう一つ見たい展覧会が
あったのですが、とても二つは見切れないし、そちらの方も、期限が迫ってい
るので行きたかったのですが、「ご縁があれば…」と今日は諦めました。

今日は朝から雨模様でしたので、出足が遅れました。勿論、JR京都駅に隣
接する美術館「えき」ですから、昼間割引の効く10時に出かける予定でし
た。9時過ぎには日も差して来ましたので、行くことにしました。

「ジバング」に招待券が1枚付いていましたので、1枚切符を買おうとしてい
ましたら、す~っと女の人が寄って来て「1枚余分があります、使ってくだ
さい」と切符をくださいました。ありがたく頂きました。今から思えば、良く
お礼を言ったのでしょうか? 私…。

私も時々、余分な切符を差し上げるのですが、一度、奈良であげていると叱
られたことがあるので、切符売り場から見えないところで差し上げることにし
ています。

今日私は「ラッキー!」と嬉しかったので、もしあまった時は、私も今後も差
し上げようと思いました。
                                (1680回)


     
コメント
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