ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

東北関東大震災 (2)

2011年03月15日 | 気にかかる

              「沈丁花」が咲いています 我家のは珍しく「斑入り」です


今22:30、身体にかすかに感じる地震がありました。電灯の紐がゆらゆらと
揺れております。(静岡・富士宮市が震源で6のようでした)


図書館に頼んでいた本が来たとのメールを見て借りにいきました。そして、東北で
は大変なのに、私こんなことしていいのかな~、と何となく後ろめたい気持ちを持
ちつつも、ウッディにいきました。

返す本の中に「悪名の棺・笹川良一伝」もありましたから、前に一度彼の銅像の前
を通ったことがあるので、ブログに書く時の為に写真に写したい~と思ったのです
が、前も偶然前を通っただけですから、どのあたりだったかさっぱり分かりません。
何時もの道と違う所を通った時に見たのですから、覚えがなくて当たり前です。

違った道を行ってみようと歩いていますと、笹川さんに引っ張られるように、不思
議!目の前に像が現れました。「あら、こんなとこにあった!」突然目の前に現れ
た像を見て、私はきょとんとしました。

写真を写そうと構えていますと、内部から自動車が出てくる気配、後でゆっくり写
そうと待っていますと、自動車が目の前で止まりました「興味がおありですか?」
と自動車の中から声が掛かりました。「悪名の棺を読んだものですから、以前に一
度見かけていたので、もう一度見てみたいと思ったのです…」「そうですか? あ
ちらに正門がありますから写しては如何ですか?此処はボート選手の寮なのです」
「市議さんのブログによりますと今度の地震で、ボートも中止だそうですね?」「そ~
なんですよ。今日から選手が来ることになっていたのですが、中止になり、色々と
用事が出来て、事務所に行くところなんです。ゆっくり撮ってください」と若い頃の
星野仙一さんに良く似た人を乗せた車は走り去りました。



朝刊に、東日本大震災(2種類の呼び名があって紛らわしいです。何故統一しない
のでしょうか?)「阪神間善意のバトン」と言う大きな見出しで尼崎、西宮、宝塚、伊
丹、川西、芦屋、三田阪神間7市が日本水道協会の応援要請に基き、給水車を各
1台派遣した。と載っていました。

尼崎市会議員・たかはま黄太さんのブログを読んでいますと、3月11日消火・救急・
救助・後方支援に21名。宮城県の亘理地区行政事務組合消防本部山元分署を
拠点に活躍中。14日には車両2台、職員19名が2次出張をしたと書いてありま
した。

そこで、たかはま議員に質問メールを送りました。議会中でお忙しいのに、早速お
返事が返って来ました。

「市の対応は援助物資については、現在被災地と調整中です。今、聞いているとこ
ろでは被災地からは簡易トイレを要求されており、市に備蓄している簡易トイレの
内300台を送るように手配しているところです。その他、保健師などの追加派遣
や、ダンプ・パッカー車の提供などの検討を進めています。今日の段階で、水道局
から給水車と後方支援車、職員4名が派遣されています」と書かれておりました。

テレビでも「避難所の人数の割りにトイレが足りない」と言っておりましたから、
なるほどな~とがってんです。

神戸の200倍の地震だそうですが、神戸のように集中ではなく、広範囲・過疎に
近い状態のようですから、町が散らばっていて、援助の手が届きにくいようですね。
若い人は都会に職を求めで出ているのか、又、時刻が勤務時間帯だったからか、
死亡者の年齢の大半が60歳以上の方のようですね。

テレビで、助けられたおばあさんが、知人の元に近寄って「わたし、此処に(避難
所)来てもよかったのだろうか?」と問うていました、「当然よ、来てよかったの
よ」と言う答えを聞いたおばあさんは「私、じ~っと今まで我慢していたのよ…」
と言う会話を聞いて、私は「今の年よりは本当に辛いな~」と思いました。3日間
どんなに心細かっただろう、そして堪らずに助けを求めても、やっぱり気兼ねして
いるんです。その気持ちが痛いほど分かるだけに、涙が止まりませんでした。

折角助かった命です。元気で長生きしてくださいと伝えたいです。



 「なのはな」鮮やかな黄色で咲いています   尼崎・スポーツセンター・ウッディ   (11―3―15)
コメント (2)
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