ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

遍路  (110回・最終回)

2010年06月26日 | 思い出話
                 高野山
            平成15年11月22日(土)



関東からの小林ご夫妻は高野山のお参りも済ませて帰られるというので、私達も
同道させていただくことにしました。私達の予定としては桜の咲く頃に行こうと思
っていましたが、この機会を逃すと、再びご夫妻にお会いすることも無いだろうと
思いました。もう一度お会いしたいと願っておりました。私達は20日に帰宅しま
したが、小林さんの大阪着に合わせて、難波で待ち合わせることにしました。

ご夫妻が徳島を朝出られますと、高野山に3時ごろ着かれることになります。だか
ら私達は早朝に家を出て、お山の散策を済ませておき、奥の院だけご一緒するつ
もりでした。しかしそうしますと、折角お会いしても(勿論、小林さんたちは高野山
で1泊されます)2時間ぐらいしかご一緒できなくなります、私達も泊まればいいの
ですが、翌日、所用があって泊まれません。そこで考えたのが、ご夫妻が難波に
着かれる時間に合流すれば、高野山への車中でお話が出来るのではないかと言
うことです。

予定通り車中で楽しくお喋り、お参りを済ませてから、ティータイムで又お喋りをい
たしました。楽しい再会を果たすことが出来ました。歩き遍路をしなければ、決し
て交わることの無い、関東と関西の二組の夫婦です。歩く時は別々でしたが、3
泊同じ宿にとまりました、お話も合いました、良いご縁もいただきました。

時々は私たちのことも思い出してください。私達も思い出しますよ。私達の間では
ご夫妻のことを「いさをちゃん達…」と呼んでおります。 

いつまでも仲睦まじくお幸せに!…と祈りつつ、高野の山でお別れしました。


幸いなことに、東京で再びお目にかかることが出来、ご案内いただいた、芝の帝
釈天も日蓮宗のお寺だとは、今年になって(先日の神戸の集会で)初めて知りま
した。細々とながら、頂いたご縁は続いております、お大師様のご縁ですね~。
ありがたいことだと思っております。



結願後、遍路オフ会で「バー曼荼羅」に参加させていただくようになりました。
その席上でのインタビューです。 季刊「巡礼マガジン」30号(2004年3月)
に載せていただいたものです。



この遍路記は私が書き、主人が製本しと言う手作りで30部ほど作りました。
そして友人知人に読んで頂いた物を、110回に分けて載せました。

長い間お付き合いくださいましてありがとうございました。

☆ 明日から当分の間、週休2日、土日は休みまして、新しいパソコンと
    複合機の使い方の勉強をしたいと思っています。




   
コメント
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