ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

遍路 (32回)

2009年07月12日 | 思い出話
     平成14年10月1日  (火)  第39番札所 延光寺


距離:28K+7K  旅館花屋 ~ 延光寺 ~ へんくつ屋 ~ 宿毛 ~フェリー

10月1日 7:31  かずよ  (送)
こちら晴天よかった。

7:43  かずよ (受)
雨降ってます!こちらは!

7:34  うえきさん  (送)
晴れです。そちらが大変では?

9:28  ふじいさん  (送)
宿毛に入りました。良いお天気です。今又、千円ものお接待を受けました。

9:37  ふじいさん  (受)
お天気がよくて何よりです。こちらは明け方からだんだん雨足が強くなり今もよく降り続けています。良いお参りが続けられますように。花粉は?大丈夫みたいね。雨はいやだな~。

11:02  おちさん  (送)
宿毛道の駅に居ます。お天気過ぎて暑いです。

21:36  おちさん   (送)
一眠りしました。へんくつ屋に居ます。あなたも此処じゃなかった?カエルのいっぱい居たお風呂。明日帰ります。宿毛に出て、JRで高知まで出てフェリーです。11月にもう一度来たいと思っています。

21:44  かずよ  (送)
最後の宿です。台風は大丈夫でしたか?こちらはカンカン照りで体力消耗です。明日フェリーで帰ります。

21:47  かずよ  (受)
お疲れ様です。台風の影響はなかったけれど一日雨でした。夕方にやっとやんだ!明日からは良い天気みたい。

21:58  ふじいさん  (送)
明日帰ります。四万十川が雨だけであとは晴れでした。薬が効きすぎて、喉がやられたらしく、やたら咳き込みますが、どうにか予定終了です。

22:05  ふじいさん  (受)
お疲れ様帰ったら少しゆっくりなさいませ。私は明日三千院に行きます。お天気は晴れ。秋の京都でのんびりします。ゆっくり お や す み な さ い な

                蕎麦の花がとてもきれいでした


国道321号線を宿毛に向かいました。みやじさんご夫妻は月山のほうは廻られなかったので大月町、この辺りまで来て泊まられたのだろうか?と話しながら歩きました。

田ノ浦辺りまで来た時、喫茶店でもないかとキョロキョロしていると「お接待です」と女の方に千円頂きました。この度も大窪寺まで預からせて頂く事にしました。喫茶店で休んでいますと「宿毛まで行きますので乗って行きませんか」とお接待の申し出がありました。しかし歩くと決めていますので「お気持ちだけありがたく頂きます」とお断りしました。喫茶店主から飴玉のお接待を頂きました。計算では明日延光寺にお参りの予定でしたが、早くに着きそうですので、寺の前の「へんくつ屋」を予約して、今日お参りする事にしました。

                     延光寺本堂






                  山の中腹に立つ仁王門


延光寺には眼病に効くという「目洗い井戸」がありました。主人は「黄班前膜」と「白内障」私は「白内障」の病持ちです。柄杓に水を汲み、目をパチパチさせてみました。なんだか目にしみ痛みを感じました。良くなったのか?悪くなったのか・それは疑問です。(写真を見て、まさか洗っていないだろうと思っていましたのに、洗ったようですね。ワラをも掴む気持ちかな~)

へんくつ屋では50代と40代の女1人遍路と私達の4人でした。50台の方は長野県から区切り打ちで2回目。40代の方が凄い人なんです。足摺岬から此処まで一日で来たというのです。和達したちは2泊しています。調子がよければ時速6K、普通は5Kだそうです。宿のご主人も驚いておられました。今までに足摺岬から1日で来た男性は一人居たけれど、その人より1時間早く着いているそうです。

又食事時のアルコールの飲みっぷりも豪快です。ビールをグイッツ、お酒をゴクリ。体育系で、亭主持ち「ご主人は?」と聞くと「何か買って食べているでしょう」ってすまし顔でした。富山の人で、6日に松山まで出て飛行機で帰るといっていました。この人のスピードでは可能な距離でしょう。

翌日50代の人が出発、私達、40代の方は後からでしたが、直ぐに追い越され、瞬く間に視野から消えていきました。私達は宿毛駅までですからのんびり、ゆっくりです。

          10月1日  へんくつ屋  (7泊目)





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