須玉日記

母と子、たまに父による写真日記。

夕空の細い月と金星と木星

2023-02-23 10:25:51 | 太陽・月・星

2023年2月23日 <父>

昨日の夕方、細い月(月齢2.1)、金星(マイナス3.9等)、

木星(マイナス2.1等)が近くに集まりました。

ご覧になった方も多かったと思います。

<父>は散歩の帰りに、視界の良い場所から三脚なしで撮影しました。

17時43分。雑木林の上に細い月と金星がはっきり見えてきました。

写真では、月の右上の金星が分かりにくいですね。

 

17時48分。視界の良い場所に少し移動。夕空のグラデーションがきれいです。

 

18時08分。だいぶ暗くなってきました。

月の上にある木星もはっきり写るようになりました。

 

18時09分。広角にして近くのマンションとともに。

ベランダからこの光景を見ている方もいるでしょうね。

 

18時13分。月と金星を拡大。間隔は2.5度です。地球照も写っています。

双眼鏡を持っていなかったのが残念です。

 

18時22分。すっかり暗くなりました。これで終了です。

<母>は夕食の準備で途中から離脱しました(笑)

2023年2月22日 東京都稲城市にて オリンパスE-M1Ⅲ 12-100(24-200)㎜

 

3月2日夕方は金星と木星が接近します。

3月24日夕方は九州の一部と南西諸島で金星食(細い月に金星が隠される)があります。

宮古島金星食観測ツアーも企画されています。

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夕陽を浴びて

2023-02-04 16:28:03 | 太陽・月・星

2023年2月4日 <母>

夕方の多摩川の散歩の時の写真です。

地上は、夕方の光線ですが、空はまだ青空。

 

自転車を置いて、河原の方に行っているのでしょうか、、、

 

コンクリートのブロックを作っている工場、

塀には、花の写真が貼られていて

固い雰囲気を柔らかく?

 

作った製品が積まれていました。

歩きながら眺めるのも、珍しくて楽しいです。

 

雲一つない快晴の夕方、太陽がゆっくり沈んでいきました。

 

 

 

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夕空の月と惑星

2023-02-01 08:59:00 | 太陽・月・星

2023年2月1日 <父>

1月下旬、地元で2日続けて夕空の月と惑星を撮影しました。

1月24日17時過ぎ。急に天気が回復して細い月と金星が

見えてきました。急いで、高台の住宅地に向かいます。

まずは広角で。細い月(月齢2.5)と金星(-3.9等)を

街灯とともに撮影。

全て三脚なしで撮影。オリンパスE-M1Ⅲの手振れ補正は強力です。

2023年1月24日17時35分

 

月と金星を拡大します。

元画像では金星の下に土星も写っています。

2023年1月24日17時39分

 

翌日の夕方は快晴。自宅近くの歩道橋から撮影しました。

月は少し太くなり(月齢3.5)、木星に近づきました。

広角で木星・月・金星・土星が写りました。

2023年1月25日17時54分

 

月と惑星名を入れました。

 

金星(-3.9等)と土星(1.0等)を拡大します。

これでも土星は分かりにくいですね(;^_^A

 

反対側の都心方面です。都庁がブルーにライトアップされています。

右端は東京スカイツリーとNTTビルです。

公園の樹木が葉を落としたため、見ることができました。

2023年1月25日18時 オリンパスE-M1Ⅲ 12-100㎜

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西方最大離角の水星

2023-01-30 15:02:13 | 太陽・月・星

2023年1月30日 <父>

今日は早起きをして、水星を観察することにしました。

水星の西方最大離角(水星が太陽から西側に一番離れる)の日で、

水星を観察しやすいためです。

双眼鏡を忘れたため、昇ってくるところがわかりません(-_-;)

見当をつけて、ライブコンポジットで3分(4秒×45回)撮影。

中央の地平線近くに写っています!右はさそり座です。

2023年1月30日 5時23分~26分

 

5時30分。よみうりランドの上に水星が見えます。

 

5時41分。空が明るくなってきましたが、まだ水星は見えます。

この写真以降、ソフトフィルターをつけて撮影。

 

5時44分。広角で東京方面の夜明け前の街灯りとともに。

トリミング。元画像では、右端に水星が写っていますが…。

 

5時56分。空が赤く染まってきました。東京タワーが左に写っています。

これまで、ソフトフィルターはプロソフトンAを使っていましたが、

今回はプロソフトン クリアーを初めて使いました。

適度なにじみ具合で良い感じです。星空でも試してみます。

2023年1月30日 東京都稲城市にて オリンパスE-M1Ⅲ 12-100㎜

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月夜のカノープス

2023-01-15 12:20:12 | 太陽・月・星

2023年1月15日 <父>

りゅうこつ座の一等星カノープスは、須玉では山の合間から

ギリギリで見ることができます。

今年の正月は快晴で、連日午前0時前後に見ることができました。

この写真は、月明かり(月齢11.2)に照らされた1月3日深夜のカノープスです。

もう沈みかけています。もう少し前から観察すると良かったです。

2023年1月3日23時58分 山梨県北杜市にて オリンパスE-M1Ⅲ  12-100mm

 

広角にして撮影。おおいぬ座のシリウス、オリオン座のリゲルも写っています。

この後すぐに、カノープスは沈んでしまいました。

2023年1月4日00時08分 山梨県北杜市にて オリンパスE-M1Ⅲ  12-100mm

 

星の名前を入れました。これならわかりますか。

 

昔々、1976年オーストラリア日食の際、カノープスと大マゼラン雲を

標準レンズで撮影したのを思い出しました。

古いアルバムからモノクロプリントを見つけ出しました!

懐かしいです。天文ガイド1977年2月号にも掲載されました。

1976年10月26日03時01分から6分間ガイド撮影

ミノルタSR-1s 50mmF1.4絞りF2.8  トライX

パンドール20℃14分  月光V-4 

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A HAPPY NEW YEAR 2023

2023-01-01 08:48:27 | 太陽・月・星

2023年1月1日 <父>

明けましておめでとうございます。

今年も須玉日記をどうぞよろしくお願い致します。

 

今年初めの写真は、年賀状に使用した「冬のダイヤモンドと火星」です。

年末に須玉で撮影しました。

対角線魚眼レンズを使用して、ガイド撮影(星に合わせて追尾)を

しています。

ふたご座ポルックス、ぎょしゃ座カペラ、おうし座アルデバラン、

オリオン座リゲル、おおいぬ座シリウス、こいぬ座プロキオンの

6つの1等星でダイヤモンドの形をつくっています。

右側で一番明るく写っているのは火星です。

説明用の写真も載せます。記入しませんでしたが、

オリオン座の足元に「うさぎ座」が写っています。

2022年12月21日01時39分 EOS5DⅢ 15mmF2.8  ISO3200 30秒

 

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ふたご座流星群を観察

2022-12-15 11:14:19 | 太陽・月・星

2022年12月15日 <父>

昨夜は、会合が早めに終わったため、急いで準備をして、

公園の野球場に向かいました。天気は快晴。

オリンパスE-M1Ⅲに対角線魚眼レンズをつけ、

ライブコンポジット(比較明合成)で撮影します。

21時19分から5分(4秒×75回)撮影。

オリオン座の下にかすかに流星が写りました。

 

21時32分から10分(4秒×150回)露出です。

オリオン座の下に明るい流星が写りました。

 

星座名と星座線を入れました。流星がふたご座の方向から飛ぶため、

ふたご座流星群といいます。

 

21時42分から20分(4秒×300回)露出。

極大(流星が一番飛ぶ)の時間帯です。

21時57分頃、木星よりも明るい流星が出現しました(写真右)。

他にも4個の流星が写っています。

 

方向を変えて、22時20分から10分露出。

22時29分頃、左に明るい流星が流れました。

右端で沈みかけているのは木星です。

 

月が昇ってきたため観察終了。

昨年のふたご座流星群よりたくさん見られた印象です。

帰宅途中で、月と冬の星座を撮影。

2022年12月14日 23時09分から5分(4秒×75回)露出 東京都稲城市にて

オリンパスE-M1Ⅲ 8mm(16mm)対角線魚眼レンズ

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清里高原の星空

2022-12-11 08:51:36 | 太陽・月・星

2022年12月11日 <父>

火星が2年2か月ぶりに地球に接近して、冬の星座で明るく輝いています。

11月26日、清里高原にある天体観測所で観察会がありました。

火星を中心に清里高原の星空をご紹介します。

南の空です。木星がひときわ明るいです。左上が火星です。

住宅の明かりが観察に影響しています。

 

北側の空です。こちらの空は光害が少ないです。

カシオペヤ座と北極星が分かりますか。秋の天の川も写っています。

左下に夏の大三角が沈みかけています。右上が火星です。

 

オリオン座が昇ってきました。冬の大三角も写っています。

中央の明るい星が火星です。

 

地平線付近に雲が広がり、シリウスを隠してしまいました。

火星の上にプレヤデス星団が見えます。

2022年11月26日21時45分 山梨県清里高原にて 対角線魚眼レンズで撮影

 

<お知らせ>

<母>の所属する写真クラブの写真展「自然の詩2022」が、

12月13日(火)から12月18日(日)まで

調布市文化会館たづくり2階北ギャラリーで開催されます。

京王線調布駅広場口より徒歩4分です。

10時~18時(最終日は17時まで)。入場無料です。

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皆既月食と天王星食を楽しむ

2022-11-09 13:57:39 | 太陽・月・星

2022年11月9日 <父>

きのうは快晴に恵まれ、団地の皆さんと皆既月食と天王星食を楽しみました。

観察用に8cm望遠鏡、8cmスポッティグスコープ、5cm双眼鏡を準備。

 

18時頃に近くの公園にセットしました。

オリンパスE-M1Ⅲに100-400㎜望遠ズームを付けて、観察会の合間に撮影。

18時26分 準備中にかなり月が欠けて来ました。

 

18時45分 皆既月食を観察する方が徐々に集まって来ました。

 

19時09分 皆既食が近づきました。左下に小さく写っているのが天王星です。

 

19時15分 皆既直前です。たくさんの方が集まってきました。

 

20時22分 皆既中です。赤銅色の月に皆さん感動していました。

月のすぐ近くに写っているのが天王星(6等星)です。

20時41分に月に隠されます。説明に忙しくて撮影できませんでした。

皆既中の月が赤いのは、地球大気で赤い色以外が吸収されるためです。

 

20時50分 皆既が終わり、左側から月が現れました。

赤い月との間に青い帯が見えませんか。ターコイズフリンジです。

成層圏のオゾン層で青い光以外が吸収されて生まれます。

 

皆既食が終わり、ほとんどの方が帰られました。

21時24分 最後までお付き合い頂いたSKさん親子と

天王星の出現を観察しました。月の右下に写っています。

2022年11月8日 東京都稲城市にて

 

途中で、土星、木星、火星も観察しました。

お年寄りから、幼児まで40名ほどに楽しんで頂きました。

これまで、小学校、プラネタリウム、デパートなどで観望会に

協力してきましたが、地元で開催できるのが一番いいですね。

昨年11月19日に部分月食の観察会を行いました。

次回の皆既月食は、3年後の2025年9月8日です。また企画します。

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星を見る会

2022-10-10 09:06:12 | 太陽・月・星

2022年10月10日 <父>

一昨日は地元の星を見る会があり、望遠鏡を持参してたくさんの親子に

月、木星、土星を見て頂きました。

天気が心配でしたが開催が決定して、午後5時に小学校校庭に集合。

早速、ビクセンの8センチ経緯台(ポルタⅡ A80Mf)を組み立てます。

使い易いようにフレキシブルハンドルに交換しています。

 

夕焼けになってきました。このあと晴れることを期待したのですが…。

 

厚い雲の中から月が昇って来ました!

 

ファインダーの光軸を合わせて準備完了。月面図も用意しました。

45倍で月の全体像を見ることにします。

この望遠鏡には成立直角プリズムが付属しているので、

見たままの月の像を観察できて便利です。

 

体育館の傍では、観察会説明用のプロジェクター準備が行われていました。

体育館の明かりが電球色で温かみを感じます。

 

雲がなくなりませんでした、切れ間から月、木星、土星を見ることができました。

<父>は月担当ですが、臨機応変に晴れ間をねらって対象をかえました。

45倍のままで、木星の衛星や土星の環を確認してもらいました。

この企画は青少年育成地区委員会の主催。

星を観察したあとには、花火会もありました。

 

最後のナイヤガラの滝を背景に、望遠鏡の記念写真。

2022年10月8日 東京都稲城市にて オリンパスTG-6

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