そうだ、「北へ。」行こう

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博物館網走監獄 1 (網走市)

2008年05月28日 | 道東エリア・観光

網走のスポットと言えば網走監獄は外せませんね。
と言うことで、次は博物館網走監獄へ。
当然ながらここは、博物館として当時の建物を移築したり復元したりして公開している場所で、現在の本当の刑務所ではありません。

天候は相変わらず小雨が降り続いていました。
駐車場に到着して、入り口の門に向かう途中に、貸し出しようのビニール傘が犯されていましたので使わせてもらうことにしました。


入場料を払って、門をくぐりいざ中へ。
入ってみてまず思ったのは「広い!」と言うことでした。
てっきり、一つの大きな建物がどーん!と建っているのかと思ったら、広々とした敷地内に、様々な当時の監獄の施設が点在しているという感じでした。
ホームページによると、敷地の広さは東京ドーム訳3.5個分とのこと。
一通り見て回るだけでもかなりの運動になりますね。

門を入って、まず最初にたどり着いたのは、敷地内ほぼ中央にある

「庁舎」です。
要するに、刑務官の事務所ですね。
明治期の特徴である和洋折衷の様式の建物を、移築復元したものだそうです。

中はこのような感じ。


敷地内はこんな感じで、本当に広々としています。


ここは、受刑者の休泊所だそうです。
こんな所で寝泊まりしてたのか・・・・。しかもよく見ると、枕は丸太!普通に痛そうですね。で、朝にはこの端の所を木槌で叩いて起こすという荒技が行われていたそうです。
さすが明治時代。明治憲法下では受刑者に人権なんてあって無いも同然だったんでしょう。


行刑資料館という建物がありました。


ここ一つで、博物館としてありそうな施設でしたが、中では様々な絵や写真、模型などを用いて網走監獄の歴史等が紹介されていました。
地元の小学生の一団と思われる集団もいました。歴史の授業の一環かな?


有事の際の警鐘みたいです。
ならしてもOKらしいので、ならしてみました。
思ったよりも通る音でうるさかったです。びっくりしました(笑)
まあ、周囲に異常発生を知らせるためのものですから、やかましいのが正解なのですけれどね。

まだ、もう少しありますので続きます。

博物館網走監獄2



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2 コメント

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網走番外地 (Mint)
2008-05-29 19:30:18
網走監獄に行ってきたんですね。
と書くと御勤めご苦労様でした・・・の世界になちゃうますね(笑)
本物ではなくて博物館でしたね。

網走監獄は昔で言うと殺人などの罪の思い人が収容されていたと聞いたことがあります。
確かこの近辺の小学校などでは社会科の見学で網走監獄に行くようですよ。
コメントありがとうございます (卯月)
2008-05-30 11:09:38
>Mint
「網走刑務所」って言うと有名ですからね。
でも、一通りこの施設を見て回って思ったことは、当時まだまだ未開拓だったこの地に送られた囚人も当然大変だっただろうけど、看守としてここに勤務した人達も大変だっただろうなあ・・と。
資料館で、囚人を連れて原野を更新する様子が展示されているのを見て、なんとなくそんなことを考えました。囚人は動きやすい(?)服を着てるけど、看守さんは軍服みたいなカッチリした服を着てましたし(笑)